SSWシーンの新しい潮流の代表格として注目を集める岡林風穂(かざほ)が、自身のソロ活動とは別に、岩出拓十郎(本日休演、フー・ドゥ・ユー・ラブ、ラブワンダーランド)をプロデューサーに迎え、小池茅(Dr/ラブワンダーランド/映像作家)、有泉慧(Ba/本日休演/ラブワンダーランド)と共に2022年の夏に結成したバンド、岡林風穂 withサポート。その実力を培いながら着実に知名度を上げてきた岡林風穂 withサポートが、10月より3ヶ月連続で配信した先行シングルを経て、ついに1stアルバム『BLUE IS SO BRIGHT』をリリース!秋晴れのような軽やかさと清々しさをまといながら、一筋縄ではいかない短歌を想起させる、抜群のリリックセンスで紡がれる言葉と歌。その魅力を最大限に引き出すバンドのグルーヴ。絶妙なバランスでポップを鳴らし、てらいのない、ありのままの岡林の歌を届ける新鋭バンドの記念すべき初のアルバム作品です。 (C)RS
JMD(2025/04/18)
岐阜発の非凡な女性シンガー・ソングライターが、有泉慧(ベース)と小池茅(ドラムス)のリズム・セクションと共にROSE RECORDS内の新レーベル=果実より放つファースト・アルバム。冒頭"海のにおい"から飄々と優しい言葉やメロディーに包まれ、開始数秒でホッとしている自分に気づく。カントリー調の軽快なサウンドに乗せ、まさに名前の如く、風が吹き抜けるようなポエトリーリーディング歌唱を届けつつ、次第にパンキッシュなノリを帯び出す"スライス・オブ・ライフ"を聴く頃には、彼女の凄みが身に染みて伝わると思う。阿吽の呼吸を感じるバンド・アンサンブルも心地いい。
bounce (C)田山雄士
タワーレコード(vol.494(2025年1月25日発行号)掲載)