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「第三帝国」以前の「第三の国」 ドイツと日本におけるネオ・ヨアキム主義

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フォーマット 書籍
発売日 2025年04月19日
国内/輸入 国内
出版社九州大学出版会
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784798503851
ページ数 290
判型 A5

構成数 : 1枚



1 今や我国にも「第三帝国」の声は高い
2 未開拓領域
3 見取り図

第一章 ネオ・ヨアキム主義

1 フィオーレのヨアキム
2 始原と終末の枠構造
3 ヨアキム受容
4 「第三」と「国」

補遺一 「第三帝国」研究における「第三の国」

1 ジャン・フレーデリク・ノイロール『第三帝国の神話』
2 フリッツ・シュテルン『文化的絶望の政治』
3 ジョージ・ラッハマン・モッセ『フェルキッシュ革命』
4 クルト・ゾントハイマー『ヴァイマル共和国における反民主主義思想』
5 ジョージ・ラッハマン・モッセ『大衆の国民化』
6 ゴットフリート・ガーブリエルほか編『哲学歴史事典』
7 ブッハルト・ブレントイェンス『第三の国の神話』
8 コルネーリア・シュミッツ・ベルニング『ナチズム用語集』
9 クラウス・エッケハルト・ベルシュ『国民社会主義の政治的宗教』
 10 シュテファン・ペーガツキ『穴だらけの私』
 11 ヘルマン・ブッツァー「第三帝国における『第三帝国』」
 12 マッティーアス・リードル『フィオーレのヨアキム』
 13 リヒャルト・ファーバーとヘルゲ・ホイブラーテン編『イプセンの『皇帝とガリラヤ人』』

第二章 背教者ユリアヌス

1 高次の第三のもの
2 19世紀ドイツにおけるユリアヌス受容
3 フケーの『皇帝ユリアヌスと騎士たちの物語』
4 アイヒェンドルフの叙事詩「ユリアーン」
5 「ドイツ的な世紀」の彼方

第三章 日本における「第三の国」

1 雑誌『第三帝国』
2 イプセン受容
3 メレシコフスキー受容
4 新理想主義

第四章 東西交点としての「第三の国」

1 1923年
2 日本の『第三帝国』とドイツの『第三の国』
3 パウル・フリードリヒ
4 東と西における「パウリ、フリードリツヒ」

第五章 異端の正統者ルードルフ・カスナー

1 アンチポーデ
2 新しい「試み」
3 観相学的世界像
4 前綴りein-

第六章 東方からの黙示

1 ワシリー・カンディンスキー
2 トーマス・マン
3 ロシア的本質
4 言葉の英雄

第七章 ユーリウス・ペーターゼンの憧憬

1 問題の書の問題性
2 『ドイツの伝説と文学における第三の国への憧憬』(前半)
3 『ドイツの伝説と文学における第三の国への憧憬』(後半)
4 連続の中の不連続

結び 「第三の国」の行方

補遺二 日本におけるナチス研究の躓き

1 Nationalsozialismusをめぐる訳語問題
2 国家社会主義か国民社会主義か
3 未来へのメッセージとしての訳語

参考文献一覧
初出一覧
あとがき
事項索引
人名索引

  1. 1.[書籍]

1923年から1933年までは、ナチス・ドイツの自称であり、通称であり、俗称である「第三帝国」という言説が流布した10年であった。12世紀イタリアで生じた歴史を三分割する思想が、ナチスの語彙とは異なる意味で用いられ、19世紀後半から第一次世界大戦期までのヨーロッパやロシア、それに日本に多大な影響を与えたことは、日本は言うに及ばず、ドイツでも、いまだ学術的に究明されていない。「第三帝国」das Dritte Reich以前の「第三の国」das dritte Reichを初めて本格的に検討する本書は、未開拓領域の全容を明らかにする

作品の情報

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著者: 小黒康正

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