『島が見えたよ』から約5年ぶりのフルアルバム。冒頭の「アンバランス・フラミンゴ」は自身の体調不良をユーモラスな歌へと昇華。ポリリズミックな仕掛けも効いたこの曲が新しい朝日を象徴している。バウンドするリズムが心地良い「Silent Pop」(M3)は朝日の真骨頂とも言えるシンセ・ポップ。「通り雨」(M2)や「世界を揺らし続けてる」(M8)は、20年来、朝日を支えてきた楠均、千ヶ崎学とのパワフルなバンド・サウンド。他、石井マサユキのエレクトリック・ギターとのデュオで歌われる「チョコレートコスモス」(M9)など全10曲収録。アートワークは2013年の『ひつじ雲』以来、ジャケットのイラストを担当しているクラーク志織。
<参加ミュージシャン>
楠均(drums)、千ヶ崎学(bass)、石井マサユキ(guitar)
発売・販売元 提供資料(2025/03/28)
冒頭のポリリズミックなプログレ・ポップから相変わらずセンスの塊だ。配信シングル群も含む約5年ぶりのフル・アルバムは、本人のアコギをフィーチャーしたナンバーやエレキとのデュオ、80s趣味全開のポップ・ロックなどの新味もありつつ、ラップもポエトリーも自在に操る朝日ワールドが全開。自由度の高さがそのまま軽やかな聴き心地に直結しているのがこの人の強み。
bounce (C)土田真弓
タワーレコード(vol.497(2025年4月25日発行号)掲載)