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〈産みの親〉と〈育ての親〉

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フォーマット 書籍
発売日 2025年05月08日
国内/輸入 国内
出版社法律文化社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784589043887
ページ数 276
判型 A5

構成数 : 1枚

シリーズ「〈家族〉のかたちを考える」によせて
序 章 家族の歴史と比較から考える〈産みの親〉と〈育ての親〉 [床谷]

◆第I部 赤ちゃんポストと養子縁組
第1章 産婆がおこなった生殖の危機に対応するソーシャルワーク [白井]
第2章 「お上の正義が晴らすべきはこの闇なり」 [小谷]
第3章 韓国の危機的妊娠をした女性支援と養子縁組 [姜]
補論1 ドイツにおける赤ちゃんポストの現状 [バウアー]

◆第II部 〈産み〉の奨励と抑制
第4章 初期近代イングランドにおける妊娠・出産と家族 [柴田]
第5章 20世紀初頭フランスにおける出産奨励運動と母子衛生 [河合]
第6章 近代日本の児童保護事業が表彰した子どもと排除した子ども [大出]
補論2 近世日本の農民家族と嬰児殺し [太田]

◆第III部 コミュニティと〈育ての親〉
第7章 近世の日本の子育てと家・村・親族 [戸石]
第8章 植民地朝鮮の婚外子・棄児をめぐる法と社会のまなざし [岡崎]
第9章 アフリカの「自然」な要素に基づく親子考 [梅津]

◆第IV部 現代の〈育て〉をめぐる政策と法
第10章 新しい社会的養育ビジョン策定の経過と社会的養護の推進方向 [山縣]
第11章 「育て」に関する政策の課題 [藤間]
第12章 家族法における子の監護 [梅澤]

終 章 [宇野]

  1. 1.[書籍]

危機的妊娠や予期しない妊娠によって生まれた子の〈産み〉と〈育て〉をめぐる現状と課題をふまえ、〈親〉という存在がいかなる歴史と地域のなかで捉えられるのかを多角的に論じる。豊富な歴史的事例を素材に、〈産みの親〉と〈育ての親〉を家族の歴史と比較のなかで問い直す。

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