誰もが経験する大きな喪失感を仲間たちと奏でた、Nad Sylvan(ナッド・シルヴァン)5作目のソロ作品『Monumentata』
元GENESISのSteve Hackettのプロジェクト"Genesis Revisited"で素晴らしい歌唱力を発揮し、AGENTS OF MERCYでもリード・ヴォーカルを取るスウェーデン人マルチ・インストゥルメンタリストNAD SYLVAN(ナッド・シルヴァン)。5枚目となるスタジオ・アルバム『Monumentata』には、ヴォーカル、キーボード、ベース、ほとんどのギターパートをNAD自身が担当する一方、NAD界隈のミュージシャンたちが加わっている。ギタリストはRandy McStine(STEVEN WILSON)、David Kollar(STEVEN WILSON)、Neil Whitford。ベースを弾いているのはTony Levin(KING CRIMSON)、Nick Beggs(STEVEN WILSON)、Jonas Reingold(STEVE HACKETT)、ドラマーは、Mirko De Maio (THE FLOWER KINGS)、Marco Minnemann (THE ARISTOCRATS)、Felix Lehrmann(ex-THE FLOWER KINGS)、Lalle Larsson(THE FLOWER KINGS)がシンセサイザーを担当。ヴァイオリンをJoe Deninzon (KANSAS)が奏で、Sheona Urquhart、Jade Ellがバッキング・ヴォーカルを務めるなど職人たちが見事な仕事ぶりで作品を支えている。
作品最長の7分を超える(1)「Secret Lover」、"JAMES BROWNとDEEP PURPLEの影響を強く受けたファンクでヘヴィ、そしてアグレッシヴな仕上がりとなった"とNadが語る(2)「That's Not Me」、60年代のR&Bからの影響を受けた(3)「Monte Carlo Priceless」は虐待されていた女性が辿り着いたモナコで整形手術を受け、新しい人生を始めるという内容だ。ポップでフォーキーなフィーリングを持つ(4)「Flowerland」、プログレッシヴロックの黄金時代を感じさせる(5)「Wildfire」や(6)「Make Somebody Proud」、作品の後半では。悲しみを含んだNADのヴォーカルが印象を残す。タイトルトラック(8)「Monumentata」のピアノの調べとNADの美しい歌声のハーモニーは今作のハイライトのひとつだろう。『Monumentata』には、王道のプログレッシヴロックからの大きな影響からポップス、フォーク、R&B、クラシックロック、さらにはモダンロックに至るまで、さまざまなトピックとスタイルを網羅した8曲が収められている。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2025/04/25)
今作の多くは、Nadの人生経験から生まれたものだ。「このアルバムでは傷つきやすさ、もろさが描かれている。歌詞の75%くらいは、私の人生について書いたものだ。私が心の内をさらけ出し、打ち明けたものなんだよ」。作品タイトルは、彼が両親の喪失を感じたという人生における重要な瞬間を意味している。Nadはこう説明する「両親を失ったと感じた日、おそらく次に死ぬのは自分の番だろうということを悟った。それは、自分にとって"記念碑的(Monument)"な瞬間だった。そこから『Monumentata』という造語が生まれたのさ。"タタ(Tata)"はハンガリー語で"父"という意味で、私の父はハンガリー人とのハーフだった。だから、この2つの言葉を組み合わせて新しい単語を作ったんだ。誰かを失うことによる失望についてのね」。
NAD SYLVANの作品史上、最もパーソナルな気持ちを描いた『Monumentata』は、誰もが経験する大きな喪失感をNADと仲間たちが紡ぐ特別な作品となった。
<Line-Up>
Nad Sylvan - lead & backing vocals, keyboards, electric & acoustic guitar, bass guitar
Joined by:
Tony Levin - Bass guitar
Randy McStine - Guitar
Nick Beggs - Bass guitar
Jonas Reingold - Bass guitar
Lalle Larsson - Synthesizer
Mirko De Maio - Drums
Joe Deninzon - Violin
Marco Minneman - Drums
Felix Lehrmann - Drums
David Kollar - Electric guitar
Sheona Urquhart - Backing Vocals
Jade Ell - Backing Vocals
Neil Whitford - Electric guitar
発売・販売元 提供資料(2025/04/25)