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生活保障システムの転換 〈逆機能〉を超える

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フォーマット 書籍
発売日 2025年04月28日
国内/輸入 国内
出版社岩波書店
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784000616898
ページ数 336
判型 A5

構成数 : 1枚

はじめに これでは持続しない
1 問題の所在
2 貧困事情
3 コロナ禍の死亡事情
4 小 括

序 章 生活保障システムの機能と型
1 定義と課題
2 生活保障システムの型――政策サイクルにそくして整理すると
3 小 括

第I部 多様性のなかの日本の位相

第一章 「男性稼ぎ主」型の成立と脆弱性
1 政府側はどう見てきたか
2 「男性稼ぎ主」型システムの形成
3 「男性稼ぎ主」型と大企業本位の淵源
4 大企業本位の設計はいかに適用されたか
5 小 括

第二章 「男性稼ぎ主」型の成果とその推移
1 たかが所得、されど所得
2 所得貧困の推移
3 小 括

第三章 生活保障システムの機能――税と社会保障の累進度に注目して
1 政府税収の状況と推移
2 社会支出の状況と推移
3 小括に代えて――貧困削減率の推移

第四章 投資する国と処罰する国――子どもを産み育てること、就業すること
1 社会的投資パッケージの展開
2 社会的投資アプローチへの批判と反論
3 「男性稼ぎ主」型の強さと社会サービス
4 小 括

第II部 アベノミクスを検証する

第五章 生活保障をめぐるビジョンの布置
1 福祉国家の実現から自助自立へ
2 政権危機・経済危機下で「安心」の優先
3 民主党内閣の政策と自民党二〇一〇年綱領
4 小括に代えて――財政健全化への責任感と生活保護バッシング

第六章 アベノミクスはなにをしたのか パートI――社会保障の重点化・効率化
1 生活扶助基準引き下げと子どもの貧困対策法、
社会保障制度改革国民会議報告書
2 一連の骨太の方針と制度改正
3 分配と再分配
4 小 括

第七章 アベノミクスはなにをしたのか パートII――コロナ禍よりもコロナ対策禍
1 コロナ禍が露にした脆弱性
2 コロナ禍への日本政府の対応
3 小 括

第八章 周回遅れから逆走し、苛烈な女性処罰――岸田「新しい資本主義」の実相
1 「新しい資本主義」の変遷――貧困削減をめぐって
2 アベノミクスから離反したのか
3 小 括

終 章 命と暮らしを守る生活保障システムとは
1 「国の奴雁」たちは何を提案してきたか
2 本書の提案


あとがき
引用文献
人名索引・事項索引

  1. 1.[書籍]

この国の生活保障システムは人びとの命と暮らしを脅かしている。所得再分配後に貧困が深まるという〈逆機能〉の存在を指摘してきた著者が、歴史の検討と各国との比較を通じて「男性稼ぎ主」型システムの問題点をあぶり出し、社会のしくみを歪めたアベノミクスとコロナ対策を徹底批判。転換の方途を提言する。

作品の情報

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著者: 大沢真理

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