オルタナ/インディー・シーンで絶大な支持を得るカー・シート・ヘッドレストが最新作『The Scholars』を発表!
デヴィッド・ボウイの『Ziggy Stardust』の流れを踏襲した、バンドにとっての新境地となるロックオペラ作品!
米シアトルを拠点に活動し、フロントマンのウィル・トレドを中心にアンドリュー・カッツ(dr)、イーサン・イヴ(g)、セス・ダルビー(b)の4人から成るバンド、カー・シート・ヘッドレスト。17歳でトレドが音楽制作を始めた当初、家族が所有する車の中でレコーディングを行っていたことがバンド名の由来になったのだという。〈Matador Records〉からリリースを続ける彼らが、5年ぶりのスタジオ・アルバム『The Scholars』発売決定!
トレドはシェイクスピアやモーツァルト、古典オペラを下敷きに壮大な物語を練り上げつつ、ザ・フーの『Tommy』やデヴィッド・ボウイの『Ziggy Stardust』の流れを踏襲するロック・オペラの形式に挑戦している。プロットを優先しすぎて曲が犠牲になるのではなく、各楽曲が"キャラクター"となってそれぞれの見せ場を持つという構成が特徴だ。
さまざまな試練を経たカー・シート・ヘッドレストは、今や次のステージへと踏み出している。もともとはソロプロジェクトとして始まったが、今ではメンバー全員で音を紡ぎ出すバンドへと生まれ変わった。トレド自身も、パンデミック下で"繭"のように閉じこもった時間の中でメンバーとの結束を強め、ライブや制作、その他すべてが統合される実感を得ることができたと話す。その結晶が『The Scholars』という一つの作品となり、これまでのファンも新たに知る人々も、幾度も聴き返したくなる豊潤な世界が広がっている。
発売・販売元 提供資料(2025/03/06)
現代のオルタナ・シーンで絶大な支持を誇るシアトルの4人組が実に5年ぶりとなったオリジナル・アルバムをリリース。今回はザ・フーの『Tommy』やデヴィッド・ボウイ〈Ziggy Stardust〉の流れを汲むロック・オペラというチャレンジングな作りになっていて、それぞれの楽曲が有機的に結び付いた全9曲を収録。バンドにとっての新境地となるキャッチーな意欲作だ。
bounce (C)大原かおり
タワーレコード(vol.497(2025年4月25日発行号)掲載)