どこかコケティッシュなスウィート・ヴォイスとアコースティック・ギター、そしてカントリーの王道を行くようなメロディーに、波乱万丈の人生から生まれた等身大の歌詞。南部ジョージア生まれ、今はニューヨークで活躍するカントリー界期待の新星シンガー・ソングライター、ウィロー・アヴァロン。
ドリー・パートンとシエラ・フェレル、モリー・タトルを組み合わせたようなレトロなのに新しい、彼女の歌がアメリカン・ミュージック・シーンを騒々しく、明るく照らす。注目のデビュー・アルバム完成!
ジョージア州の小さな田舎町で生まれ、カリフォルニアを経て、今はニューヨークを拠点に活躍するシンガー・ソングライター、ウィロー・アヴァロン。今ポップス/カントリー界で注目を集める期待のアーティストがアトランティック・レコーズと契約。デビュー・アルバムとなる『SOUTHERN BELLE RAISIN' HELL』をリリースする。
生まれて初めて発した言葉は「エルヴィス」だったというウィロー・アヴァロン。幼い頃に教会でピアノを弾き始め、12歳ごろから独学でギターを学び、やがて現実逃避と救済の一つの手段として曲作りを始めた彼女はロバータ・フラックやスライ・ストーンといったソウル・レジェンドたちを聴いて育ち、地元の小さな町近辺でロック・バンドのメンバーとして演奏するようになる。そして14歳の時、地元からほど近いジョージア州アセンズで開催されたドライヴ・バイ・トラッカーズのライヴのオープニングを務めることになったとき、彼女はこれこそが自分自身のやりたいことだと感じたという。その後彼女は、ウェイトレスや子守りを掛け持ちしながら、ソングライターとして、またミュージシャンとしての腕を何とか磨こうと苦労していた。そして地元を離れ、ロサンゼルスに引っ越した彼女は、紆余曲折を経て2021年に自主制作でデビュー・シングル「Drivin'」を発表する。そのシングルが300万回以上のストリーミング再生数を記録し、ロサンゼルスのラジオ局KCRWのローテーションに入り、米Spotifyの「Best Indie Songs of 2022」のプレイリストにピックアップされ、さらに2022年末に発表したビデオがバイラル・ヒットとなり、結果2023年春にアトランティック・レコーズとの契約を手にしたのだった。そして2024年春にリリースされたデビューEP『STRANGER』は世界で3,000万回以上ストリーミング再生され、「Honey Ain't No Sweeter」や「Stranger」、そしてビルボード誌から"知らないとマズイカントリー・ソング"と評された「Gettin' Rich, Goin' Broke」などがバイラル・ヒットとなった。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2025/03/14)
どこかコケティッシュなスウィート・ヴォイスとアコースティック・ギター、そして時に奏でられるカントリーの王道を行くようなメロディーに、波乱万丈の人生から生まれた等身大の歌詞。ルシンダ・ウィリアムズやボニー・レイットから影響を受けていると語る彼女は、ソングライティングに関しては一匹狼的なスタンスを取っているという。アメリカーナとカントリーの伝統を彼女なりの方法で融合させたデビュー・アルバム『SOUTHERN BELLE RAISIN' HELL』も少数のコラボレーターの手を借りながら、彼女自身がソングライティングから演奏、そしてプロデュースを手掛けている。ナッシュヴィルとニューヨークのエレクトリック・レディ・スタジオでレコ―ディングされたアルバムからは既に「Tequila or Whisky」として「Homewrecker」がバイラル・ヒットとなっており、彼女の逮捕写真を大々的に印刷したジャケットも話題を集めている。米American Songwriterが"ドリー・パートンとシエラ・フェレル、モリー・タトルを組み合わせたよう"だと表現する彼女、実際アルバムにはドリー・パートンへのオマージュとなる「Hey There, Dolly」が収録されていることにも注目したい。またアルバムには、マギー・アントンをゲストにフィーチャーした「Yodelayheewho」も収められている。
ライヴ・アーティストとしてもケイジ・ジ・エレファントやポール・コーセン、チャールズ・ウェスレイ・ゴッドウィンなどのアーティストとツアーしてきたウィロー・アヴァロン。インスタグラムのフォロワーは50万人、TikTokのフォロワーは100万人近くいる彼女は、2020年代らしく、SNSでも注目を集めているカントリー・ミュージック・アーティストなのだ。今年に入り「The Late Show With Stephen Colbert」や「CBS Morning」などの全米ネットワークTVにも出演を果たした彼女、インターネットでの盛り上がりは海を超え、全米だけでなくUKやアイルランドでのヘッドライン・ツアーも決定している。
米American Songwriterが"ドリー・パートンとシエラ・フェレル、モリー・タトルを組み合わせたよう"だと表現する、レトロなのに新しいウィロー・アヴァロン。南部出身の現代カントリー界期待の新星は騒々しくもひときわ明るくその歌を輝かせるのだ。(2/2)
発売・販売元 提供資料(2025/03/14)
オルタナ・カントリー・シンガーのジム・ホワイトを父に持つ26歳のデビュー・アルバム。ドリー・パートンへの憧れや、貪欲でろくでもない家族、不倫などのテーマをユーモアも交えて快活に歌い上げる。かつての米南部を思わせるヴィンテージ・カントリー風サウンドは、セピア色のアメリカン・ダイナーで流れていそう。思いのほか新鮮で、日本のカフェや都会の風景にも似合いそうだ。
bounce (C)村上ひさし
タワーレコード(vol.497(2025年4月25日発行号)掲載)