良質なライブ音源をセレクトするシリーズ、トレジャーアーク!ウェンブリーでの解散公演に向けての助走的な2デイズ公演の2日目、1986年6月24日のロンドン・ブリクストン・アカデミーでのライヴをフル収録! (C)RS
JMD(2025/03/05)
良質なライブ音源をセレクトするシリーズ、トレジャーアーク!
ウェンブリーでの解散公演に向けての助走的な2デイズ公演の2日目、1986年6月24日のロンドン・ブリクストン・アカデミーでのライヴをフル収録!
解散を表明したワム!が、最後のライヴとなるウェンブリー・スタジアム公演を前にして行ったブリクストン・アカデミー2デイズの2日目となる、1986年6月24日のライヴをフル収録!絶頂期に解散。86年3月1日に出演したトークショーの場で、ジョージ・マイケルがワム!の解散を宣言。解散に向けて新曲の録音と、〈THE FINAL〉と題した解散コンサートを行うことを名言した。そして、6月9日にシングル「The Edge Of Heaven」、アメリカと日本で『MusicFrom The Edge Of Heaven』というアルバムがリリースされ、解散コンサート後の7月7日に『The Final』がリリース、10月になって置き土産的にシングル「Where Did Your Heart Go?(哀愁のメキシコ)」(Was (not Was)のカヴァー)をリリースし、結成から5年という短い活動期間を終えた。ワム!時代はあくまでもアイドルであり、音楽的な評価がされているとは言い難かった。この音源を聴いてもわかる通り、黄色い歓声がほとんどであることがそれを証明している。しかし、解散翌年にジョージ・マイケルがソロ・アルバム『FAITH』をリリースし、これがグラミー賞のアルバム・オブ・ジ・イヤーを受賞したことで、アーティストとしての実力が世に認められることとなった。
ワム!の解散は、アーティストとして音楽を送り出していくために必要なプロセスだったのだと思う。アルバムは3枚あるとはいえ、活動期間中にわずか20曲強しか残していないだけに、セットリストは代表曲を完全網羅。ライヴもトータルで100本強しかやることがなかっただけに、こういったフルサイズのライヴ音源は貴重だ。
発売・販売元 提供資料(2025/03/04)