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松島流 肛門疾患手術 なぜそうするのか?

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フォーマット 書籍
発売日 2025年04月18日
国内/輸入 国内
出版社南江堂
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784524211784
ページ数 184
判型 B5

構成数 : 1枚

【目次】
第I章 序 論

第II章 総 論
A.手術に必要な解剖と用語
1.肛門管の上皮
2.肛門腺
3.肛門管周囲の筋
4.肛門の血管
5.肛門の神経
6.肛門管周囲の組織間隙
B.手術の考え方
1.痔 核
2.直腸粘膜脱
3.裂 肛
4.痔瘻,肛門周囲膿瘍
5.直腸脱
6.膿皮症
7.毛巣洞
8.尖圭コンジローマ
C.肛門部手術の麻酔
1.外来手術(局所麻酔下処置)
2.手術室での肛門疾患全般の手術(腰椎麻酔,静脈麻酔)
3.手術室における全身麻酔手術
D.体位,セッテイング
E.手術に必要な器具
1.準備しておく器具
2.使用する糸
F.術前検査で問題となる併存疾患
1.糖尿病
2.免疫抑制薬服用
3.放射線治療後
4.腎機能障害
5.肝機能障害
6.血小板異常,凝固異常,抗血栓薬服用
7.緑内障
8.炎症性腸疾患

第III章 各 論
A.痔核の手術
1.待機手術:結紮切除術
2.嵌頓痔核の手術
3.難易度の高い手術
4.硬化療法
5.痔核結紮切除術中のpitfallと次の一手
6.術後合併症と対処方法
7.各治療法の特徴と利点・欠点
B.直腸粘膜脱の手術(MuRAL法)
1.MuRAL法の概要
2.手技の解説
3.MuRAL法と他の治療法との比較
C.裂肛の手術
1.肛門狭窄がある場合
2.肛門狭窄が軽度の場合
3.術後合併症と対処法
D.痔瘻の手術
1.低位・高位筋間痔瘻(IIL型・IIH型)
2.III型痔瘻
3.IV型痔瘻と複雑な痔瘻
4.術後合併症と対処方法
5.Crohn病の痔瘻に対する手術
E.直腸脱の手術
1.経会陰手術
2.経腹的手術
F.膿皮症の手術
1.膿瘍期と慢性期
2.手術創のデザイン
3.痔瘻を合併している場合
4.病変が広範囲の場合
5.術後合併症と対症療法
G.毛巣洞の手術
1.手術の概要
2.手術創のデザイン
3.一次縫合は可能か,一次縫合できない場合の処置
H.尖圭コンジローマの手術
1.コンジローマの切除方法
2.手術以外の治療法
3.術後合併症と対処方法


【書評】
今回,肛門疾患治療の専門病院として長い歴史をもつ松島病院から本書が刊行された.これまで多くの症例を経験し,手術手技の改良を重ねてきた集大成がこの書の中に網羅されている.
まず際立っているのが,美しい手術手技の写真とシェーマである.最近の手術書にはビデオ映像が付属したものも多くみられるが,本書ではまるでビデオをみているがごとく手術の進行を追うことができ,わかりやすい術中写真が掲載されている.そしてその一つひとつに解説付きのシェーマが描かれており,理解をいっそう深めることができるようになっている.さらに,各術式に伴う合併症やその管理にまで解説が及ぶ.また各項目をみると,痔核,裂肛,痔瘻の三大疾患以外にも直腸脱,膿皮症,毛巣洞,尖圭コンジローマといった経験することが比較的少ない疾患の攻略法も詳細に記されている.そしてこれらにはハイボリュームセンターでの長年の経験ならではの解説が並んでいる.近年,若い医師はインターネット上のビデオから手術を勉強することが多くなっていると思われるが,改めて書籍での学びの多さを本書から実感することができるものと思われる.
さらに総論にも多くのページが割かれている.解剖,麻酔,体位や手術器....

  1. 1.[書籍]

世界有数の診療実績を誇る大腸・肛門疾患の専門病院である松島病院の,100年にわたる肛門疾患手術のエッセンスを言語化した手術書.肛門部の代表的な疾患に対し,手術写真とその要点を表した手術イラストを用いて「なぜそうするのか?」という治療コンセプトとともに手術手順をわかりやすく解説.確信をもって手術に臨み,判断が分かれる難しい症例にも的確に対応する力を身につけられる一冊.

【書評】
今回,肛門疾患治療の専門病院として長い歴史をもつ松島病院から本書が刊行された.これまで多くの症例を経験し,手術手技の改良を重ねてきた集大成がこの書の中に網羅されている.
まず際立っているのが,美しい手術手技の写真とシェーマである.最近の手術書にはビデオ映像が付属したものも多くみられるが,本書ではまるでビデオをみているがごとく手術の進行を追うことができ,わかりやすい術中写真が掲載されている.そしてその一つひとつに解説付きのシェーマが描かれており,理解をいっそう深めることができるようになっている.さらに,各術式に伴う合併症やその管理にまで解説が及ぶ.また各項目をみると,痔核,裂肛,痔瘻の三大疾患以外にも直腸脱,膿皮症,毛巣洞,尖圭コンジローマといった経験することが比較的少ない疾患の攻略法も詳細に記されている.そしてこれらにはハイボリュームセンターでの長年の経験ならではの解説が並んでいる.近年,若い医師はインターネット上のビデオから手術を勉強することが多くなっていると思われるが,改めて書籍での学びの多さを本書から実感することができるものと思われる.
さらに総論にも多くのページが割かれている.解剖,麻酔,体位や手術器具といった手術に必須の項目が丁寧に説明されている.これらと並んで「手術の考え方」の項目があり,各疾患に関して特に理解しておくべき概念や治療選択が簡潔かつわかりやすく記載されている.手術はそのテクニックも重要であるが,その前に正しく診断し,疾患を深く理解して手術に臨むことがいかに大切であるかということを感じられるところである.
総じてこの書は単なる手術書ではなく,肛門疾患手術の教科書として推奨されるものである.肛門疾患を学びたい若い医師,手術手技を深く理解したい医師にとって必読の書籍であると心から推薦する.

臨床雑誌外科87巻9号(2025年8月号)より転載
評者●山口茂樹(東京女子医科大学消化器・一般外科(消化管外科)教授)

作品の情報

メイン
監修: 松島誠宮島伸宜
編集: 松島小百合

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