販売価格
販売中
お取り寄せお取り寄せの商品となります
入荷の見込みがないことが確認された場合や、ご注文後40日前後を経過しても入荷がない場合は、取り寄せ手配を終了し、この商品をキャンセルとさせていただきます。
構成数 : 1
【目次】
0.クリニックの診療と日帰り手術―本書の基本方針
I.クリニックで行う診察・診断
1. 肛門の外来診療の基本―日帰り手術も意識して
2. 肛門診察の基本的な流れ
3. ベッドサイドにおける診察の実際
4. 診断とカルテへの記載,患者さんへの説明
II.肛門部の疾患・病態とプライマリケア
1. 常時脱出性疾患
2. 怒責時脱出性疾患
3. 疼痛性疾患
4. 粘液もしくは便漏出性疾患
5. 肛門周囲皮膚疾患
6.その他の肛門部の疾患・症状
III. 肛門部の治療―日帰り手術を中心に
1.治療法の選択と保存的療法
2.半手術療法
3.手術の術前準備と基本的な手技
4.主な術式
IV. 日帰り手術の術前検査と麻酔・術中管理
1.肛門科における麻酔の基本
2. 術前処置と麻酔の説明
3.妊婦,授乳婦,小児,アスリートへの処方
V. 日帰り手術後の肛門診察
1.外科手術後
2.ALTA単独療法後
VI. 日帰り手術後に気を付けるべきこと
1.術後Q&A
2.排便ケアと排便コントロール
A.腸内環境をよい状態に保つ
B.排便習慣をよい状態に保つ
C.適切な排便コントロール薬の内服を継続する
D.腸内環境と活性生菌製剤
3.帰宅基準と万が一の備え
A.帰宅基準
B.万が一の備え
付録 よくある患者さんからの質問
コラム 私の肛門外科修行
1アメリカ人の巨大な嵌頓痔核!
2肛門科専門外来を担当―日帰り手術の発想
3肛門科クリニックを開業―こんなにわからないことが
4麻酔科の必要枠―クリニックでの手術の必須知識
5匠のワザを盗む―専門施設見学の極意
6専門施設を見学するには―電話でチャレンジも
7日帰り手術の環境づくり―信頼関係をつくるために
参考動画
1診察室配置とデジタル肛門鏡による診察の様子
2仙骨硬膜外麻酔(診察時の疼痛対策)
3挙筋不全の収縮時・怒責時
4ALTA療法の注射
5炭酸ガスレーザーの使用
6肛門表面麻酔
7仙骨硬膜外麻酔(手術前,腹臥位)
【書評】
本書は,当初外科医として修業を始めた著者が,後に麻酔科研修を受け,さらに本格的に外科から肛門科に特化するという過程の中で習得した知識と技能をもとにして,これにご自身が開業独立されてからの経験を加えることで,肛門疾患の診断・治療,および関連する麻酔法についてまとめた一冊である.全体的に平易な日本語を使って書かれていてたいへん読みやすく,各項目は基本事項から説明してくれており,初心者にも理解しやすいテキストになっている.
第I章では,肛門周辺の解剖の基礎を解説した後に,この解剖の中で肛門疾患がどのように発生して立体的に把握できるのか,各疾患の基礎知識について提示されている.第II章では,各肛門疾患の成因と,これに基づいた診断法が詳しく解説されている.加えて各疾患の分類法や治療アルゴリズムも示されている.第III章では,肛門疾患への保存的治療,半手術治療と,本書のトピックの一つである日帰り手術治療についての手技の実際と,安全に行うための注意点などがコンパクトにまとめられている.手技上の細かい必須のテクニックについても言及されている.第IV章では,日帰り手術に必要な種々の麻酔の種類と,実際に行うた...
クリニックや肛門科での診療を一人で担う医師のために,診察から麻酔,注射療法をはじめとする処置と日帰り手術の実際を解説.成書には書かれていない麻酔のかけ方や手順,合併症を起こさないための周術期管理の要点に加え,修練方法や患者対応の勘どころもまとめている.さまざまな修練・経験を積んできた著者のホンネが満載の,肛門疾患診療のために知っておくべきことを学べる実践書である.
【書評】
本書は,当初外科医として修業を始めた著者が,後に麻酔科研修を受け,さらに本格的に外科から肛門科に特化するという過程の中で習得した知識と技能をもとにして,これにご自身が開業独立されてからの経験を加えることで,肛門疾患の診断・治療,および関連する麻酔法についてまとめた一冊である.全体的に平易な日本語を使って書かれていてたいへん読みやすく,各項目は基本事項から説明してくれており,初心者にも理解しやすいテキストになっている.
第I章では,肛門周辺の解剖の基礎を解説した後に,この解剖の中で肛門疾患がどのように発生して立体的に把握できるのか,各疾患の基礎知識について提示されている.第II章では,各肛門疾患の成因と,これに基づいた診断法が詳しく解説されている.加えて各疾患の分類法や治療アルゴリズムも示されている.第III章では,肛門疾患への保存的治療,半手術治療と,本書のトピックの一つである日帰り手術治療についての手技の実際と,安全に行うための注意点などがコンパクトにまとめられている.手技上の細かい必須のテクニックについても言及されている.第IV章では,日帰り手術に必要な種々の麻酔の種類と,実際に行うための方法と手技,その注意点などについて解説がなされている.これらに引き続いてV章,VI章では,日帰り手術後のフォローアップの方法と,患者の立場からの疑問点に答えるというかたちで術後の注意点がまとめられている.
本書は全体に,外科,肛門科を少しでも経験した医師であれば理解しやすい内容となっており,しばしば遭遇する病態については網羅されていると思われる.また,時々出てくる治療手技についての動画がQR コードを読み込むことで閲覧できるのも参考になる.これから肛門科診療を行おうとする人が入門の意味で目を通しておくと,開業にまで到達した医師がどうしても必要と考えている点を理解できて有用であろうと考える.これらの基礎知識を理解したうえで,一つひとつの疾患の細かな手術方法について成書をさらに参照すると,著者の意図が理解できるものと思われる.
著者も述べているが,肛門科の治療手技は奥が深く,父子伝承の技法にも似たところがあり,本書はその入り口として多くの技術を伝えてくれている.これからの肛門科の医師,また肛門を扱う外科医にとっても有用な一冊であると思われる.
臨床雑誌外科87巻9号(2025年8月号)より転載
評者●幸田圭史(帝京大学医学部名誉教授)
| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年04月11日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 南江堂 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784524211586 |
| ページ数 | 160 |
| 判型 | B5 |

※ショッピングカートおよび注文内容の確認画面にてフラゲのお届けになるかご確認ください。
※各種前払い決済をご利用の場合、フラゲは保証しておりません。
※フラゲは配送日時指定なしでご注文いただいた場合に限ります。
読み込み中にエラーが発生しました。
画面をリロードして、再読み込みしてください。
