ナイジェリア人のシンガー/ソングライター、ファイヤーボーイDML、4枚目のアルバムが完成。自らのアイデンティティを忠実に表現したセルフ・タイトルのアルバム『アデダモラ』、リリース。 (C)RS
JMD(2025/03/05)
ナイジェリア人のシンガー/ソングライター、ファイヤーボーイDML、4枚目のアルバムが完成。自らのアイデンティティを忠実に表現したセルフ・タイトルのアルバム『アデダモラ』、リリース。
Fireboy DML(Adedamola Oyinlola Adefolahan)のセルフ・タイトル・アルバム『adedamola』は、長年にわたる芸術的成長と自己発見の集大成であり、深く個人的なステートメントである。単なる楽曲集ではなく、愛、喪失、自己実現を通してのアーティストの旅を映し出す鏡のような役割を果たしている。人生の複雑さを乗り越え、個人的な困難に直面し、親しい友人を失う痛みに耐える。しかし、こうした困難な経験を通して、Fireboy DMLは明晰さと目的を見出した。自己愛、家族愛、ロマンチックな関係など、さまざまな形の愛にインスパイアされた『adedamola』は、人間のつながりを定義する感情の深淵を掘り下げる。Fireboy DMLは、本当に大切なものを大切にすることの重要性を探求し、家族、健康、真の人間関係の祝福から目をそらしがちな表面的な追求を超えていく。分断が進んでいるように感じられるこの世界で、『adedamola』は基本に立ち返ろうという呼びかけである。このアルバムは、このアーティストのアイデンティティを最も忠実に表現したものであり、ファンが大切にしてきた弱さと信憑性を体現している。これは、歌い、踊り、奔放に愛することへの招待状であり、癒しと団結をもたらす愛の力を思い出させてくれる。
発売・販売元 提供資料(2025/03/03)
アフロビーツ~ナイジェリアン・ポップの広がりに貢献した傑作『Playboy』から2年ぶりとなる4作目は、自身のさまざまな側面を投影した内容だそうで、本名を冠した力作となった。プレイボーイ上等なマイク捌きの魅力は今回も人懐っこい間口の広さを手繰り寄せていて、聴く耳の角度によっては普通にR&Bとして楽しめたりもする。なかでもシェウン・クティをフィーチャーした"Ecstasy"は官能的なスタイルに寄せてスウィートな歌い口で魅了。ジョン・バティステがプロデュースしてピアノ演奏した"Ready"での優美な振る舞いも見事で、楽曲の幅広さも含めて今後がまた楽しみになる意欲的な一枚だ。
bounce (C)出嶌孝次
タワーレコード(vol.491(2024年10月25日発行号)掲載)