| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2014年06月27日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | コンテンツ |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784903835754 |
| ページ数 | 320 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
1章 spin 東スポ化する論文たち
2章 ディオバン事件の背景にあるもの
3章 spinを見破るための論文吟味
4章 ランダム化比較試験は最強か?
5章 ディオバン事件を起こさない国づくり
6章 ディオバン事件を起こさない人づくり
あとがきにかえて 捏造しない・させないための補講の時間
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疑うだけのゴシップの時間は終わった。
ディオバン事件を悪者にしないためのリテラシー。
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本書の目的は、不正の糾弾ではありません。
単なる犯人探しのような「研究の不正」のゴシップ記事は、多くの誠実な研究者、臨床家、製薬企業の人々を不幸にしています。
ディオバン事件以降、臨床研究のリテラシーは大きく変わり、新しい情報吟味の時代が到来しました。
臨床研究をしばる法律や研究支援体制、COI、研究者の育成といったインフラの問題、医師(研究者&臨床家)と製薬企業(開発・MR等)と患者という複雑な当事者の関係性など、患者のためのエビデンスの選別には、新しい臨床研究リテラシーが必要になったのです。
不正についての記事をいくら読んでも、「研究の不正」未満のアンフェアな情報を読み解く力は身につきません。
東京大学医学部附属病院 臨床研究支援センター センター長が送る、すべては「患者」のため…同じ思いでがんばる研究者、臨床家、製薬企業の人々を幸せにする、そして、二度とディオバン事件を起こさせないためのメッセージです。

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