| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2025年05月07日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | キャピタルヴィレッジ |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | CVOV-10088 |
| SKU | 4571324992136 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:47:34

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南 佳孝は気障でクールでアヴァンチュリエールな楽曲が合っている、という思い込みがあって、個人的には「Vacances Bleu」や「夏服を着た女たち」「避暑地の出来事」といった夏の匂い(あるいは残り香)のするスローなナンバーを気に入っている。その一方で、深夜のラジオ放送を愛聴していた自分には、電子音のエフェクトで電波の満ち引きが上手く再現されていた「憧れのラジオ・ガール」なども”胸のシンバル”を鳴らしてくれる佳曲だったりする。
本作は、セルフ・カヴァーと書下ろしのスクランブルで構成されているのだが、新旧の楽曲がしっかりと溶け合っていて、一体感のあるアルバムにまとめられている。個人的なスペシャルは、心地よい”気だるさ”の「渚にて」だが、その他の旧譜も地味ながら存在感のある良作がセレクトされている。一方、新作も負けてはいない。鮮度が高い取れたてヌーボなのに、熟成された年代物のワインのような味わい深さがある。
楽曲も見事ならアレンジも見事だし、何よりも南 佳孝のヴォーカルが素晴らしい。ちっとも枯れていないし、それどころか、しっかりと音符を踏みしめながら、艶っぽくも瑞々しい歌声を聴かせてくれる。
少し外れるが、個人的に大好きな映画でバリー・レビンソン監督の『ダイナー』という作品があるのだが、この映画を知ったきっかけが、南 佳孝のアルバム『LAST PICTURE SHOW』だった。1950年代終わりの古き良きアメリカの地方都市ボルチモアが舞台で、少しマニアックな青年たちが繰り広げる些細なエピソードがオムニバスのように紡がれている。レコード・マニアには”あるある”の挿話もあって、結構楽しめるグラフィティ作品だ。