| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2016年04月01日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 法政大学出版局 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784588420160 |
| ページ数 | 406 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
はじめに
凡例
序 章 シューベルトの時代
一 二羽の白鳥
二 豊饒な背景
三 突出的瞬間
四 思想的背景
五 突出と内省
第I章 共生と孤独
一 さすらい
二 分裂
三 破局の嬰ヘ短調
四 楽園への呪詛
五 天地の隔絶
六 孤独の完成
第II章 規範と自由
一 新星
二 「新たな道」
三 自由の諸相
四 異名同音の美的意味
五 規範と自由のはざまで
第III章 教化育成の黄昏
一 誘惑
二 境域(エレメント)としての友人
三 リンツ・サークルの美学思想
四 理念の結実、そして解体
五 ショーバーの別離
第IV章 啓蒙から幻想へ
一 喪失と再生
二 連帯
三 幻想
四 失われたものの現前
五 逃避の美学
第V章 憂鬱な詩人と超越の欲望
一 身体の溶解
二 痛みと超越
三 痛みと愛
四 北国の海、南国の花
第VI章 未来と過去
一 前進と没入
二 喪失と再生
三 ショーバーの花
四 ロマン主義の中のシューベルト
終節 友の楽園
註
あとがき
譜例
参考文献
索引
二つの世紀を越えて燦然とその名を歴史に刻むフランツ・シューベルト。一人の青年が大作曲家へと孵化するには、かけがえのない友と出会い、そして別れなければならなかった―。遺された楽譜、友人との書簡、そして近代化に揺れ動く19世紀ヴィーン。それらが重なるとき、シラー、ゲーテ、ノヴァーリスらが闊歩するロマン主義のただなかに、ドラマは浮かび上がる。気鋭の著者による音楽思想劇!

※ショッピングカートおよび注文内容の確認画面にてフラゲのお届けになるかご確認ください。
※各種前払い決済をご利用の場合、フラゲは保証しておりません。
※フラゲは配送日時指定なしでご注文いただいた場合に限ります。
読み込み中にエラーが発生しました。
画面をリロードして、再読み込みしてください。
