グラミー賞6回ノミネートの実績を持つピアニスト/コンポーザーのジェラルド・クレイトンが、ニュー・アルバムがブルーノートからリリース!
本作は、自身3枚目となるブルーノートからのアルバムで、ジョエル・ロス(vibes)、エレナ・ピンダーヒューズ(fl)、マーキス・ヒル(tp)、ケンドリック・スコット(ds)といった編成でレコーディング。さらにポスト・プロダクションをカッサ・オーバーオールが手掛けた内容となっている。クラブDJやターンテーブルから着想を得て、クラブでDJが次の曲をプレイする直前、2つの別々の曲を同時に聴くことができるあの瞬間をイメージして、A面とB面を同時に再生できるレコードというコンセプトのもと制作されているとのこと。
本作について、クレイトンは「2つの別々のメロディが調和して共存することは本当に可能なのか、と考えたんだ。一方が必然的にもう一方のメロディのカウンターメロディ、つまりより支配的なメロディのサポートになるんだろうか。この実験は、より広い意味での共存について何を教えてくれるのだろうか。僕は、音楽だけでなく、この共存の概念に魅了されているんだ。2つの曲は共存できるのか、という疑問だけでなく、2人の人間は共存できるのか、2つの文化は共存できるのか、という疑問もあるよね。この音楽から得られる教訓の1つは、摩擦や緊張が生じる瞬間もあれば、2つのものがスムーズに、平和に調和する瞬間もあるということなんだ」と語っている。
発売・販売元 提供資料(2025/03/06)
ラッセル・マローン、ロイ・ハーグローヴの音楽血通うピアニスト/コンポーザーのジェラルド・クレイトンの自身3枚目となる2025年ブルーノート作品。ジョエル・ロス(vib)、マーキス・ヒル(tp)、ケンドリック・スコット(ds)らで録音し、ポスト・プロダクションをカッサ・オーバーオールが手掛けた傑作。"クラブでDJが次の曲をプレイする直前の2つの別々の曲を同時に聴くことができるあの瞬間"をイメージして、A面とB面を同時に再生できるレコードをコンセプトに、2つの曲は共存できるのか、2人の人間は共存できるのか、2つの文化は共存できるのか、というテーマを基に制作。ええやんええやん。
intoxicate (C)黒田"ハイプ"朋規
タワーレコード(vol.175(2025年4月20日発行号)掲載)