毎年恒例のMr.Bongoによる「BRAZIL45」ボックスセット・シリーズの最新作が、レコードストアデイ2025でリリース!
今回セレクトを担当したのは、カナダのインスト・ジャズバンド、BADBADNOTGOODのメンバー。先日、チン・ベルナルデスをフィーチャー、アルトゥール・ヴェロカイがストリングス・アレンジを担当したシングル「Poeira Cosmica」をリリースし、ブラジル音楽ファンを大いに驚かせた彼ら。この度リリースされる5枚組の7インチ・ボックスも、ブラジル音楽への愛に満ちたチョイスだ。
Disc1のA面には、チン・ベルナルデス率いるサンパウロのロック・バンド、O Ternoの2019年作『ATLAS/ALEM』から「Tudo Que Eu Nao Fiz」を収録。そしてB面には、チン・ベルナルデスの弟として知られるSSW、シコ・ベルナルデスの2024年作『OUTROS FIOS』から「Ate Que Enfim」を収録している。特にB面は、アルバムの中でも特に白眉といえる楽曲。7インチで欲しかったという方も多いのではないだろうか?
Disc2のA面には、メナハン・ストリート・バンドとホジェーのコラボシングルとして昨年リリースされた珠玉のキラー・チューン「Tropical Man」を収録。B面には、Mr.Bongoのカタログでもお馴染み、バーラ・デゼージョのメンバー、ドラ・モレレンバウムの1stEP『Vento de Beirada』から表題曲を収録している。
ここまでは現代MPBシーンの楽曲だが、ここからは昔ながらの名曲を7インチカット。これがなんとも通なセレクト。Disc3のA面には、カルト的な人気を誇るSSW、ナイ―ル(Naire)によるブラジリアン・アシッド・フォークの名作『Naire』(1974)から「Um Dia Azul De Abril」を収録。B面には、ブラジリアン・サイケファンクのレア盤として知られるギリェルミ・コウチーニョの名盤『GUILHERME COUTINHO E O GRUPO STALO』(1978)から、「Rio Corrente」を収録。B面の楽曲はMr.Bongoからのリイシューがあったが、A面の『Naire』は未だにLPでのリイシューはないレア曲。まさかの7インチカットだ。
Disc4のA面には、ブラジルを代表する鍵盤奏者、アントニオ・アドルフォがキャリアの初期に「アントニオ・アドルフォ&ブラズーカ」名義で残したメロウなジャズファンク「Transamazonica」を収録。B面には、セーザル・カマルゴ・マリアーノ率いるソン・トレスの1stアルバムに収録されたサンバジャズ「Um Minuto」を収録している。特にB面の「Um Minuto」は、7インチ・カットは(おそらく)初めてだろう。
Disc5のA面には、ブラジルが誇るギター名手セバスチャン・タパジョスと名作『Krishnanda』で知られるパーカッション奏者、ペドロ・ドス・サントスの独自の解釈による実験的なカバー「Despedida de Mangueira」を収録。B面には、アナ・マゾッチによるアジムス・ワークスの最高峰『Ninguem Vai Me Segurar』から、アルバム随一のキラー・チューン「Agora Ou Nunca Mais」を収録している。
現行のMPBシーンから60's/70'sの楽曲まで新旧入り混じる多彩な楽曲を収録。BADBADNOTGOODのメンバーによるブラジル音楽への確かな愛が伝わってくる充実の内容だ。
発売・販売元 提供資料(2025/02/28)