| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年06月02日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 東京大学出版会 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784130312134 |
| ページ数 | 416 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
推薦の辞(ドナルド・クライアン:セルデン協会会長)
序 文 (ジョン・ベイカー)
はじめに(葛西康徳)
第I部[Foundation]予習講義
1章 [The beginnings of the Common Law (-1350)]コモン・ローの誕生
(ポール・ブラント:オックスフォード大学名誉教授/訳 松本英実:青山学院大学法学部教授)
2章 [The Common Law]コモン・ローとは何か
(ジョン・ベイカー/訳 溜箭将之:東京大学大学院法学政治学研究科教授)
第II部[Essentials]必修講義
3章 [Property]土地、エクイティ、トラスト
(ニール・ジョーンズ:ケンブリッジ大学教授/訳 溜箭将之)
4章[Tort and Contract]不法と契約
(デイヴィッド・イベットソン:ケンブリッジ大学名誉教授/訳 溜箭将之)
5章 [Criminal Justice]犯罪と裁判
(ジョン・ベイカー/訳 板持研吾:神戸大学大学院法学研究科准教授)
第III部[Options]選択講義
6章 [Canon Law in England]イングランドにおけるカノン法
(リチャード・ヘルムホルツ:シカゴ大学教授/訳 松本英実)
7章 [Roman Law and Common Law]ローマ法とコモン・ロー
(デイヴィッド・イベットソン/訳 葛西康徳)
8章[The Historical Constitution]歴史的憲法
(ジョン・アリソン:ケンブリッジ大学教授/訳 溜箭将之)
9章[Legal Profession]コモン・ロイヤー
(ジョン・ベイカー/訳 溜箭将之)
10章[Return of the Common Law]コモン・ローと英米法
(葛西康徳)
コモン・ロー(英米法)は、ドイツ法やフランス法と異なり、近代日本の法典編纂において直接参照されなかったこともあり、やや距離の遠い、文字通り「外国法」と看做されてきた感がある。しかしながら、世界的にみてその重要性は著しく、日本から一歩外に出るならば、そこはたちまちコモン・ローの世界である。とりわけグローバル化が進行する近時の潮流において、国際標準を知るうえでその理解は必須と言えよう。そのためには、まずコモン・ロ―の基本タームは翻訳せず、そのまま理解し、覚えるしかない。
本書は、東京大学の海外サマースクール(「体験活動プログラム」)開講をきっかけに、英米の大学で講義を行ってきた一級の教授陣が日本人向けに書き下ろした概説書である。初学者から実務家まで幅広い読者を対象に、コモン・ローの歴史や土台から基幹となる実定法まで、エッセンスを多岐に渡り分かりやすく解説する。

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