Dragon's Domain Recordsは、1968年の戦争映画『The Private Navy of Sgt. O'Farrell』のオリジナル・サウンドトラックをリリース。作曲はHarry Sukman(『四十挺の拳銃』、『ドクター・キルデア』、『ハイ・シャパラル』、『死霊伝説』)、監督はフランク・タシュリン(『腰抜け二挺拳銃の息子』、『底抜け慰問屋行ったり来たり』)、脚本はRobert M. Fresco, John L. Greene and Tashlin、出演は、Bob Hope, Phyllis Diller, Jeffrey Hunter, Gina Lollobrigida, Mako, Dick Sargent, Michael Burns, Robert Donner。
『The Private Navy of Sgt. O'Farrell』は南太平洋のCamp Funapeeに駐屯する陸軍軍曹Dan O'Farrell (Hope) は、減っていくビールとアスピリンの在庫を補充することで、部下の士気を高めるよう要請書を提出する。
日本軍の潜水艦が、アメリカに戻る輸送船団の中の一隻の補給船を魚雷で攻撃したのだ!Camp Funapeeの海岸に沈んでいた缶ビールの隠し場所を偶然見つけたO'Farrellは、Calvin Coolidge Ishimura (Mako)という取り残された日系人兵士と手を組み、大量の缶ビールを自分たちと陸軍の仲間たちのために買い占める。
O'Farrellとその仲間たちは、放棄された小型の日本海軍艦艇を発見し、それを奪還する。O'Farrellは、上官たちの手強い抵抗に遭いながらも、魚雷で失われたビールの残りを回収するために船を操縦する。
『The Private Navy of Sgt. O'Farrell』の音楽は、アメリカの作曲家、指揮者、ピアニストであるHarry Sukmanによって作曲された。1912年12月2日、イリノイ州シカゴに生まれたSukmanは、幼い頃から天才的なピアノの腕前とハーモニーに対する鋭い耳を発揮し、シカゴ音楽院でメロディとリズムに対する天性の情熱をさらに高めていった。1940年代にカリフォルニア州ハリウッドに移り、映画やテレビの作曲家として多作なキャリアをスタートさせた。主な作品に、『Gog』、『肉弾鬼中隊』、『四十挺の拳銃』、『決断』、『ファニー』、『歌え!ドミニク』、『死霊伝説』などがある。『ドクター・キルデア』、『ペイトン・プレイス物語』、『ハイ・シャパラル』、『ボナンザ』など、さまざまなテレビシリーズの数多くのエピソードがある。
スクマンの『The Private Navy of Sgt. O'Farrell』は、誰もが知っている戦争賛歌に皮肉が混じった複雑なバランスの作品だ。国旗をなびかせるメインテーマは、南国の島の至福を思わせるツーンとした音と、臆面もなく鷲を広げたような軍隊の行進曲とが混ざり合い、最も愛国主義的なアメリカ人ですら赤面してしまうだろう。
Dragon's Domain Recordsが、Harry Sukman作曲による『The Private Navy of Sgt. O'Farrell』はCDでは初登場となる。音楽はDigital OutlandのJames Nelsonによってマスタリングされ、ライナーノーツは作家であり作曲家でもあるBrian Satterwhiteによって書かれた。
発売・販売元 提供資料(2025/02/21)