1976年春の時点での日本のブルースの水準の高さをみごとにドキュメントしたアルバム(中村とうよう)、と評された名盤中の名盤『妹尾隆一郎/ウィーピング・ハープ・セノオ・メッシン・アラウンド』。レコーディング・セッション時のアウト・テイクが発見され、リマスターされたオリジナル・アルバムとの2枚組デラックス・エディションとして49年目に公式発売。 (C)RS
JMD(2025/02/22)
1976年春の時点での日本のブルースの水準の高さをみごとにドキュメントしたアルバム(中村とうよう)、と評された名盤中の名盤「妹尾隆一郎/ウィーピング・ハープ・セノオ・メッシン・アラウンド」。レコーディング・セッション時のアウト・テイクが発見され、リマスターされたオリジナル・アルバムとの2枚組デラックス・エディションとして49年目に公式発売。
妹尾隆一郎は、多くのセッションに顔を出す一方で、74年以降、自らのメインのライブ活動としては、"Weeping Harp and his Roller Coaster"を名乗り、山崎美樹(現・よしき、Ds)、川口允(G)、生井邦彦(B)らとともに、Little Walterのレパートリーを中心としたオーソドックスなシカゴ・ブルースのスタイルを突き詰めることを目指して、2年間ほど密に活動した。
1stアルバム「Messin' Around」の制作のためにも、"ローラー・コースター"と共に多くのテイクが録音されたが、最終的にブレイクダウンや塩次伸二、内田勘太郎、さらにジャズ・ドラマーのジミー・ホップスまで参加し「妹尾を中心に、今の日本のブルース・シーンを網羅する」プロデュース方針がとられたため、実際に収録されたのは3曲のみだった。
この度、そのアウトテイクが発見され、これをDisc2として特別に収録した。これらのテイクは若いミュージシャンらとともに、妹尾がここまでひとつのスタイルを突き詰め、確立していたことの証左であり、その完成度の高さにはあらためて驚かされる。
なお、ドラムの山崎美樹は、その活動停止後も"ローラー・コースター"の名を引き継いで独立したリズム・セクションとして活動を続け、加入当時19歳だった小出斉(Vo, G 2024年没)らを輩出しながら、その活動は本年で50年を迎える。
DISC-1 "Weeping Harp Senoh Messin'around"
(2025年最新リマスター版)
妹尾隆一郎
塩次伸二、井上茂(しーちゃんブラザーズ)
服田洋一郎、近藤房之助、森田恭一、小川俊英(ブレイクダウン)
川口允、生井邦彦、山崎美樹(ローラーコースター)
小堀正、松本輝男(ウエストロード・ブルース・バンド)
ジミー・ホップス、内田勘太郎(憂歌団)、国府輝幸(ソー・バッド・レ
ビュー)、尾関隆(尾関ブラザーズ)
など総勢21人参加
1976年4~5月ビクタースタジオ、高円寺次郎吉録音
DISC-2 "Weeping Harp Senoh and his Roller Coaster"
妹尾隆一郎Vo, Hca
川口允G
生井邦彦B
山崎美樹Ds
1976年5月ビクタースタジオ、高円寺次郎吉録音
発売・販売元 提供資料(2025/02/19)