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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2013年11月13日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 洛北出版 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784903127200 |
| ページ数 | 294 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
序 章 ┃ 寺尾隆吉
抵抗と亡命のスペイン語作家たち
chapter 1 ┃ 寺尾隆吉
三大独裁者小説とガブリエル・ガルシア=マルケス
はじめに ―― ブーム以降のラテンアメリカ小説新展開
三大独裁者小説の登場
『族長の秋』への道 ―― ガルシア=マルケスと独裁者
小説家と独裁者
「声」をめぐる衝突
独裁者の「神話」を覆す
独裁制小説の新展開と今後の展望
chapter 2 ┃ 大西 亮
スペイン内戦と小説
はじめに
内戦前後の〈偏向小説〉と亡命作家たちの歩み
フランシスコ・アヤラと『仔羊の頭』
スペイン国内にとどまった作家たち
ポストフランコの小説
chapter 3 ┃ 山辺 弦
カストロ体制とラテンアメリカの作家たち
はじめに
大いなる失望 ―― パディージャ事件の衝撃
ホルヘ・エドワーズの証言 ――『ペルソナ・ノングラタ』
革命の擁護 ―― コルタサルとガルシア=マルケス
バルガス=リョサの「転向」
亡命者カブレラ=インファンテ
革命が映したもの
chapter 4 ┃ 大西 亮
政治と幻想の交差 ―― フリオ・コルタサルと社会参加
はじめに
亡命者の視点
「全世界的な視野」にもとづく現実参加の姿勢
「ソレンティナーメ・アポカリプス」
「ふたつの切り抜き」―― めくるめく越境体験
〈悪魔祓い〉としての創作
〈読む〉ことによる現実参加
〈文学的真実〉を求めて
chapter 5 ┃ 山辺 弦
独裁 VS 性と笑い ―― レイナルド・アレナスの挑戦
はじめに ――『夜になるまえに』と「ペンタゴニア」
『夏の色』――「最期の」小説/最後のカーニヴァル
逸脱する「性」と「快楽」
権威を笑うテクスト
抑圧を越えて
chapter 6 ┃ 寺尾隆吉
痛みを価値あるものへ ―― フアン・ヘルマンの闘い
はじめに ―― 苦悩の日々
亡命と詩作
息子の遺体と孫の追跡
『価値ある痛み』―― 記憶と抵抗の詩集
文学と抵抗
chapter 7 ┃ 浜田和範
暴力に押し潰された声の遁走 ―― オラシオ・カステジャーノス・モヤの小説
はじめに ―― 中米小説の隆盛
カステジャーノス・モヤ作品とエル・サルバドル社会
『崩壊』―― 政治化した社会における肉声の回復
『荒ぶる記憶』―― 独裁者小説を超えて
底の見えぬ絶望の中で――。
スペインのフランコ体制、ラテンアメリカの軍事独裁政権、キューバのカストロ体制など、スペイン語圏では繰り返し、権威主義的政治体制が台頭している。
内戦とフランコ時代をそれぞれの仕方で受け止めたスペインの作家たち、ホモセクシュアルとしてキューバのカストロ体制から迫害を受けつづけたレイナルド・アレナス、亡命中にアルゼンチン軍事政権によって息子夫婦を殺害されたフアン・ヘルマン、その他さまざまな作家たち。
この体制の専横に苦しんだ彼らは、その経験をどのように表現し、権力への抵抗につなげていったのか。
苦境のただ中で創作をつづける作家たちの生き様と作品を丁寧に紹介する。

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