2024年10月、19歳の若さで1st EP『18PERSONAL』 を発表し、その鮮烈なデビューによって音楽シーンに衝撃をもたらした野本慶。彼が手掛ける音楽プロジェクト"Meg Bonus"(メグボーナス) が、待望の1stアルバム『New,man』をついに世に送り出す。本作には、すでに配信シングルとして放たれた「喝采」「Jet」を含む全11曲が収録され、それぞれが異なる光を宿しながらも、一つの作品として有機的に結びついている。1st EPの発表からわずか半年――。この短い時間の中で野本慶が見せた音楽的な飛躍は目覚ましく、彼の創造力はとどまることを知らない。新たな時代の音が求められる今、Meg Bonusのその進化を、また彼が描く未来の音楽を、『New,man』の響きの中に感じ取っていただきたい。 (C)RS
JMD(2025/02/21)
2024年10月、19歳の若さで1st EP 『18PERSONAL』を発表し、その鮮烈なデビューによって音楽シーンに衝撃をもたらした野本慶。
彼が手掛ける音楽プロジェクト"Meg Bonus"(メグボーナス)が、待望の1stアルバム『New,man』をついに世に送り出す。
本作には、すでに配信シングルとして放たれた「喝采」「Jet」を含む全11曲が収録され、それぞれが異なる光を宿しながらも、一つの作品として有機的に結びついている。すでにライブで披露されている「Vitaminc」では、洗練されたR&Bサウンドにレイドバックしたボーカルが心地よく溶け込み、「喝采」は多幸感と熱狂が渦巻く讃歌として響き渡る。シンセサウンドを基調としたドリームポップ「Jet」が幻想的な余韻を残せば、「?Rof」 では硬質なオルタナティブロックが鋭い衝動を刻みつける。そして、アルバムのリードトラック「春になれ」は、まっすぐに心を打つポップナンバーとして、新たな季節の訪れを高らかに告げる。1st EPの発表からわずか半年――。この短い時間の中で野本慶が見せた音楽的な飛躍は目覚ましく、彼の創造力はとどまることを知らない。新たな時代の音が求められる今、Meg Bonusのその進化を、また彼が描く未来の音楽を、『New,man』の響きの中に感じ取っていただきたい。
発売・販売元 提供資料(2025/02/19)
2025年から野本慶のソロ・プロジェクトとなったMeg Bonusのファースト・アルバムが完成。ジャズとクラシック双方からの影響を消化した作曲と、浮遊感のあるフューチャリスティックなトラックメイクを掛け合わせた楽曲はどれも素晴らしく、すべてを一人で手掛ける野本の力量が伝わってくる。アカデミックには振り切らない、歌声の親密さとメロディーのポップさもいいし、もっともエモーショナルな"春になれ"を筆頭に、楽曲の背景には深い内省や焦燥が感じられるのも魅力的。ジェイコブ・コリアー以降の才能であり、同世代の原口沙輔とも時代感を共有するような、まさに音楽的新人類。
bounce (C)金子厚武
タワーレコード(vol.497(2025年4月25日発行号)掲載)