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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2021年03月31日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 学術研究出版 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784910415437 |
| ページ数 | 244 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
はじめに (笠原広一)
第1章:アートの体験を生きる―表現/実践/研究のあいだにひらかれるもの― (笠原広一)
第2章:からだでつながりを感じる体験とは何か―身体表現ワークショップの考察から― (笠原広一,山本一成)
第3章:実践報告 「私」を求めて―シニア劇団星組の稽古場から―(細見佳代)
第4章:ある自閉スペクトラム症の子どもと音楽療法士の〈出会い〉の考察―音楽の中で自己が析出するとき (山本知香)
第5章:「出会うということ」をめぐって―ある自閉スペクトラム症の子どもと音楽療法士の〈あいだ〉に着目して (山本知香)
第6章:幼児の造形活動における「もの」の役割と意味について―保育園での造形活動とエピソード記述からの考察―(笠原広一,真木千壽子,小室明久,山口さゆり)
第7章:行ったり来たり 子どもとの間で,新しい私にひらかれるとき(竹 美咲)
第8章:造形活動を通した自己変容の考察―オートエスノグラフィーに基づいて―(柏木柊璃)
第9章:対談:実践に関わりながら研究するということ―そこから見えてくるもの,そこから考えること― (笠原広一,山本一成,細見佳代,山本知香,竹美咲 小室明久,山口さゆり,柏木柊璃,高橋美花)
おわりに (笠原広一)
本書はアートの体験活動に取り組む実践者たちが参加者の/との体験について考え,その意味について気づきや理解を得ていくための実践研究のアンソロジーである。 美術、ダンス、演劇、整体ボディワーク、音楽療法、保育や特別支援教育での美術教育、教育実習や大学でのワークショップなど、様々な表現の場に関与する当事者としての主観的・間主観的な実感に根ざした研究を収録している。実践者は場の中でかかわり/合い,表現し/合い,影響し/合う存在であり,参加者と共に「アートの体験を生きる」存在である。本書が描くのは,そうした著者たちが生きたアートの体験の軌跡と探求の物語である。

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