書籍
書籍

ウンコノミクス

0.0

販売価格

¥
1,045
税込
還元ポイント

販売中

在庫わずか
発送目安
当日~翌日

在庫状況 について

・各種前払い決済は、お支払い確認後の発送となります(Q&A)

フォーマット 書籍
発売日 2025年04月07日
国内/輸入 国内
出版社集英社インターナショナル
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784797681567
ページ数 272
判型 新書

構成数 : 1枚

第一章 迫るXデー――リン酸が足りなくなる日
九割を依存した中国が禁輸に動いた 世界は化学肥料の争奪戦へ

第二章 ウンコ版「夜明け前」――バカにならない温室効果
羽田の隣は国内最大の下水処理場

第三章 再び「金肥」になる――ウンコの山は宝の山
発酵や乾燥で優れた肥料に

第四章 夢洲(ゆめしま)はウンコ島――悲しき埋め立て処分
大阪万博アンダーグラウンド

第五章 水産から半導体まで――生活を支える資源への回帰
海苔の養殖と下水道

第六章 ウンコは熱い――サステナブルな熱源
ハウスの加温に雪国の融雪 車を走らすバイオガス ロケット発射

第七章 先進国化が絶った循環――ゴミになったウンコ
蟯虫検査が廃止された理由

第八章 食糧輸入大国はウンコ排出大国――合わない養分収支
海外から栄養分を大量持ち込み 人も家畜も出す一方

  1. 1.[書籍]

ウンコを経済やエコロジーの視点で見つめ直す!
肥料、熱源、燃料、医療…。その活用分野は想像を超える。
ウンコ活用が日本の切り札になる!

日本人は平均で1日200グラムのウンコを排出する。
米国の150グラム、英国の100グラムと、欧米人と比べても多く、日本は世界有数のウンコ排出大国だ。

近年、リンの主要産出国である中国が禁輸に動いたり、ウクライナ危機でロシア、ベラルーシからの肥料の輸入が減ったことで、ウンコの価値が世界的に注目されつつある。

肥料だけではない。
養殖海苔に窒素やリンを供給する栄養塩として、下水熱を使ったビル空調や、冬場に凍結した雪を融かす熱源として、また、自動車燃料、発電、宇宙ロケットの燃料として、ウンコの活用範囲は、我々の想像よりずっと幅広い。

ウンコとゴミでできた大阪版万博会場の夢洲の問題点や、羽田空港と隣り合う日本最大の下水処理場のレポートを交え、日本経済を立て直す「ウンコノミクス」の可能性を探る。

作品の情報

メイン
著者: 山口亮子

メンバーズレビュー

レビューを書いてみませんか?

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。