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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年02月19日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 信山社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784797228779 |
| ページ数 | 280 |
| 判型 | 46変形 |
構成数 : 1枚
『ブリッジブック刑法の考え方〔第4版〕』(ブリッジブックシリーズ)
高橋則夫(早稲田大学名誉教授) 編
【目 次】
・第4版はしがき
◇第1部 刑法の基本理念◇
◆第1講義 ルール・ネットワークの中の刑法―さまざまなルールと刑法との関係
1 刑法の守備範囲はどこだろう―道徳と刑法
2 人々の声と刑法というルール―世論と刑法
3 刑法が生み出す世界とその限界
◆第2講義 刑罰を科すことの根拠を考える―犯罪・刑罰と学派の争い
1 何が刑罰を科すことを根拠づけるのか―刑罰の正当化根拠
2 尽きることのない「刑罰観」論争―学派の争いって一体
◆第3講義 日本の刑法はどこからきたのか―刑法典の由来
1 日本の刑法はヨーロッパの刑法を模範とした―刑法典の沿革とその特質
2 現行刑法には当時の新思潮が盛り込まれた―刑法典の改正とその背景にあるもの
3 刑法典,そして刑法―刑法典,周りを固める特別刑法
◆第4講義 刑法だけでは処罰できない―刑事実体法と刑事手続法
1 刑法は刑事手続を通して実現される―刑法と刑事訴訟法との関係
2 有罪でも刑務所に入らないことがある―刑法と刑事政策との関係
3 国家による責任追及と私人による責任追及―刑法と民法との関係
◆第5講義 刑法の中の民主主義・自由主義―罪刑法定主義の意義
1 刑法は自由の敵? 自由の味方?
2 慣習は「罪」と「罰」の根拠にならない
3 「罪」と「罰」の不意打ちは許されない
4 罪刑法定主義は進化する
5 罪刑法定主義は,今
◇第2部 刑法総論の考え方◇
◆第6講義 「刑罰」確定までには多くのハードルがある―刑法総論の意味
1 犯罪の"カタログ"には尽きない刑法学
2 十人十色の犯罪論体系―一様ではない犯罪
3 何のための犯罪論か―自由の保障と犯罪論
◆第7講義 まずは「型」よりはじめよ―構成要件該当性
1 犯罪成立の第1審査―構成要件該当性
2 構成要件該当性の大きな柱―結果と行為・行為者を結ぶ線としての因果関係
3 構成要件に該当する行為の1つの形―不作為犯
◆第8講義 "わざと"と"うっかり"―故意・過失
1 "わざと"―故意
2 "うっかり"―過失
3 犯罪のポマト
4 そんなはずでは……
◆第9講義 人を殺しても,「正しい」場合がある―違法性阻却事由
1 刑法的に「悪い」こと
2 正しい加害者と悪い被害者?
3 正しい加害者と正しい被害者?
4 「正しい」行為の総合カタログ
◆第10講義 ある特定の人を本当に非難できるか―有責性
1 悪いことをした人を非難するには?
2 「法律を知らなかった」という言い訳は通用するか―違法性の錯誤
3 刑法は子どもを非難しない―責任能力
◆第11講義 未完成犯罪―未遂
1 犯罪行為はどのようなプロセスをたどるか―未遂犯
2 呪い殺すつもりで丑の刻参りをすれば殺人未遂になる?―不能犯
3 犯罪から後戻りする黄金の橋―中止犯
◆第12講義 犯罪にかかわった複数の人をどう扱うか―共犯
1 共同して犯罪事実を実現する―共同正犯
2 正犯の実行に関わる者たち―教唆犯と幇<...
◆刑法の考え方を伝える入門書 第4版◆
ブリッジブック・シリーズは、本格的教科書を読むための初学者向け導入教材として企図されている。1学習の幹づくりに徹した項目の選定、2思考の過程を丁寧に見せる叙述、3興味喚起から専門基礎までカバー、をその特長とする。この『刑法の考え方』第4版では、拘禁刑、刑の一部執行猶予の導入や、性刑法関連の改正動向をフォローするとともに、経済犯罪関連の叙述を刷新する。

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