クラシック
SACDハイブリッド

放送録音集成 第1集 ライヴ・イン・ベルリン 1953~1969

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フォーマット SACDハイブリッド
発売日 2025年02月21日
国内/輸入 輸入盤:国内流通仕様
レーベルBerliner Philharmoniker Recordings
構成数 24
パッケージ仕様 ボックス
規格品番 BPHR-240291
SKU 4260306182916

構成数 : 24枚
エディション : Remaster

【曲目】
[Disc 1]
コンサート1 ~ 1953年9月8日/ティタニア・パラスト(モノラル)
・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 op.55《英雄》
コンサート2 ~ 1954年11月22日/ベルリン高等音楽院(モノラル)
・ヴォーン・ウィリアムズ:トマス・タリスの主題による幻想曲

[Disc 2]
コンサート3 ~ 1955年2月22日/ベルリン高等音楽院(モノラル)
・ワーグナー:《トリスタンとイゾルデ》より 前奏曲とイゾルデの愛の死
コンサート4 ~ 1956年1月21日/パウルス=ゲマインデ・ツェーレンドルフ(モノラル)
・モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番ニ短調 KV 466
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)
・モーツァルト:交響曲第41番ハ長調 KV 551《ジュピター》

[Disc 3]
コンサート5 ~ 1956年12月10日/ベルリン高等音楽院(モノラル)
・R.シュトラウス:《ナクソス島のアリアドネ》 op.60 より〈すべてのものが清らかである国が〉
エリーザベト・シュワルツコップ(ソプラノ)
・チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 op.64

[Disc 4]
コンサート6 ~ 1957年2月19日/ベルリン高等音楽院(モノラル)
・プロコフィエフ:交響曲第5番変ロ長調 op.100

[Disc 5]
コンサート7 ~ 1957年4月25日/ベルリン高等音楽院(モノラル)
・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 op.125《合唱付き》
エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ)
マルガ・ヘフゲン(メゾソプラノ)
エルンスト・ヘフリガー(テノール)
ゴットロープ・フリック(バス)
ベルリン聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団
カール・フォルスター(合唱指揮)

[Disc 6]
コンサート8 ~ 1957年5月25日/ベルリン高等音楽院(モノラル)
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番ハ短調 op.37
グレン・グールド(ピアノ)
・シベリウス:交響曲第5番変ホ長調 op.82

[Disc 7]
コンサート9 ~ 1959年9月20日/ベルリン高等音楽院(モノラル)
・ヘンデル:合奏協奏曲ニ長調 op.6-5 HWV 323
・ロルフ・リーバーマン:ソプラノ、ヴァイオリン、管弦楽のためのカプリッチョ
イルムガルト・ゼーフリート(ソプラノ)
ヴォルフガング・シュナイダーハン(ヴァイオリン)
・シューマン:交響曲第4番ニ短調 op.120

[Disc 8]
コンサート10 ~ 1961年10月10日/ベルリン高等音楽院(モノラル)
・ブラームス:交響曲第4番ホ短調 op.98
・ドビュッシー:《牧神の午後への前奏曲》
・ラヴェル:バレエ《ダフニスとクロエ》第2組曲

[Disc 9]
コンサート11 ~ 1963年3月1日/ベルリン高等音楽院(モノラル)
・J.S.バッハ:マニフィカト ニ長調 BWV 243
マリア・シュターダー(ソプラノ)
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾソプラノ)
ルイジ・アルヴァ(テノール)
ワルター・ベリー(バス)
RIAS室内合唱団
ギュンター・アーント(合唱指揮)
エディット・ピヒト=アクセンフェルト(チェンバロ)
ヘルムート・シュレーフォークト(オーボエ・ダモーレ)
フリッツ・ヴェーゼニック/ヘルベルト・ロッツォル/カール・プファイファー(ピッコロ・トランペット)

[Disc 10]
コンサート12 ~ 1963年10月15日/フィルハーモニー・ホール(ステレオ)
・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 op.125《合唱付き》
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)
ジークリンデ・ワーグナー(メゾソプラノ)
ルイジ・アルヴァ(テノール)
オットー・ヴィーナー(バリトン)
ベルリン聖ヘドヴィヒ大聖堂合唱団
RIAS 室内合唱団
ギュンター・アーント(合唱指揮)

[Disc 11]
コンサート13 ~ 1964年5月5日/フィルハーモニー・ホール(モノラル)
・R.シュトラウス:オーボエ協奏曲ニ長調
ローター・コッホ(オーボエ)
・R.シュトラウス:4つの最後の歌
エリーザベト・シュワルツコップ(ソプラノ)

[Disc 12]
・R.シュトラウス:交響詩《英雄の生涯》op.40
コンサート14 ~ 1965年2月25日/フィルハーモニー・ホール(モノラル)
・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(第2稿) 第1・2楽章

[Disc 13]
・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(第2稿) 第3・4楽章

[Disc 14]
コンサート15 ~ 1965年9月23日/フィルハーモニー・ホール(モノラル)
・モーツァルト:ディヴェルティメント変ロ長調 K.287《ロドロン伯爵家の夜の音楽 第2番》
・リチャード・ロドニー・ベネット:管弦楽のためのオーバード
・ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調 op.95《新世界より》

[Disc 15]
コンサート16 ~ 1965年12月30日/フィルハーモニー・ホール(モノラル)
・R.シュトラウス:交響詩《ツァラトゥストラはこう語った》op.30
・R.シュトラウス:交響詩《ドン・キホーテ》op.35
ピエール・フルニエ(チェロ)
ジュスト・カッポーネ(ヴィオラ)

[Disc 16]
コンサート17 ~ 1967年10月22日/フィルハーモニー・ホール(ステレオ)
・モーツァルト:3台のピアノのための協奏曲ヘ長調 K.242
イェルク・デームス、クリストフ・エッシェンバッハ、ヘルベルト・フォン・カラヤン(ピアノ)

[Disc 17]
・ブルックナー:交響曲第4番変ホ長調《ロマンティック》(第2稿)

[Disc 18]
コンサート18 ~ 1968年1月1日/フィルハーモニー・ホール(ステレオ)
・ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 op.125《合唱付き》
グンドゥラ・ヤノヴィッツ(ソプラノ)
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾソプラノ)
ジェス・トーマス(テノール)
ヴァルター・ベリー(バリトン)
ベルリン・ドイツ・オペラ合唱団
ヴァルター・ハーゲン=グロル(合唱指揮)

[Disc 19]
コンサート19 ~ 1968年9月28日/フィルハーモニー・ホール(モノラル)
・ブラームス:交響曲第4番ホ短調 op.98

[Disc 20]
・ブラームス:ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 op.83
ゲザ・アンダ(ピアノ)

[Disc 21]
コンサート20 ~ 1968年9月30日/フィルハーモニー・ホール(ステレオ)
・ブラームス:交響曲第3番ヘ長調 op.90
・ブラームス:交響曲第2番ニ長調 op.73

[Disc 22]
コンサート21 ~ 1969年1月5日/フィルハーモニー・ホール(ステレオ)
・ヘンデル:合奏協奏曲ハ短調 op.6-8 HWV 326
・リゲティ:アトモスフェール
・シューベルト:交響曲第8番ハ長調 D 944《グレート》

[Disc 23]
コンサート22 ~ 1969年2月3日/フィルハーモニー・ホール(モノラル)
・シェーンベルク:管弦楽のための変奏曲 op.31
・チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調 op.64

[Disc 24]
コンサート23 ~ 1969年9月21日/フィルハーモニー・ホール(ステレオ)
・バルトーク:弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 Sz 106
・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調 op.55《英雄》

【演奏】
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

  1. 1.[SACDハイブリッド]
  2. 2.[SACDハイブリッド]
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作品の情報

商品の紹介

ベルリン・フィル自主レーベルより特大企画はじまる!
カラヤンBPOの放送用ライヴ録音、ほぼ初出音源
帝王に至るまでのおおいなる軌跡がここに
スタジオ録音の完璧さとは異なる強烈で挑戦的な演奏も
戦慄の第1弾は50-60年代編!

カラヤンとベルリン・フィルが1953年から1969年にかけてベルリンで行ったコンサートのライヴ音源を年代順に収録したボックス・セット。当時、カラヤンとベルリン・フィルのコンサートの多くはRIAS(西ベルリンのアメリカ軍占領地区放送局)とSFB(自由ベルリン放送協会)などのラジオ局で放送されていました。当エディションは、ベルリンに残っているこれらの放送録音をすべて集め、現存する最良の音源を用いてセット化するという初の試みです。ドイチュラントラジオ・クルトゥーアとベルリン=ブランデンブルク放送のアーカイヴのアナログ・ソースから高解像度のデジタル・トランスファーを行い、24枚のSACD Hybridとして製品化。ほとんどが初出音源であり、まさに歴史的遺産というべきセットです。

20世紀のクラシック音楽家の中でカラヤンほど多くの録音を残し、レコードを売り上げた人はいません。スタジオ録音における、最新の録音技術と最高の演奏を駆使して作り上げられた「完璧な音」の記録の数々は、カラヤンというブランドを不動のものとしました。そんなカラヤンにとってのライヴ演奏は、その「完璧な音」を手に入れるまでの挑戦の場であったとも言えます。時にリスキーな要求も厭わず、緊張度の高い演奏を通して、自らの音をオーケストラに浸透させていったカラヤン。その生々しい過程をうかがい知ることのできる放送ライヴの価値は計り知れません。

最初のディスクは1953年の「英雄」。戦後初共演を行った年であり、まだフルトヴェングラーが首席指揮者だった時代です。フルトヴェングラー流の音楽がにじみ出てくるオーケストラを相手に、カラヤンが自らの表現をぶつけて、新しい「英雄」を創造しようとする熱い軋みが感じられます。カラヤン時代以降、1960年にかけてオーケストラの人員も変わり、木管セクションにはコッホ、ライスターらお馴染みのメンバーが揃い、カラヤン・サウンドはどんどんと磨かれていきます。24枚のディスクを経て最後に収録された1969年の「英雄」(ステレオ録音!)と聴き比べられるのは、当セットの大きな醍醐味です。
(1/2)
Berlin Phil Media
発売・販売元 提供資料(2025/02/07)

収録作品はドイツ・ロマン派中心でありながら、ヘンデル、バッハから近現代の作品まで幅広く登場。スタジオ録音の名盤との比較も楽しみです。クラシック・レコード界に君臨するもう一人の巨人、グレン・グールドと共演したベートーヴェンの協奏曲3番(コンサート8)も最新リマスターで収められています。後半に演奏されたシベリウスの5番はグールドに大きな感銘を与えたという名演奏。

ロルフ・リーバーマンの「ソプラノ、ヴァイオリン、管弦楽のためのカプリッチョ」(コンサート9)、『オリエント急行殺人事件』等の映画音楽でも知られるリチャード・ロドニー・ベネットの「管弦楽のためのオーバード」(コンサート15)、『2001年宇宙の旅』ドイツ公開から数か月後に取り上げられたリゲティの「アトモスフェール」(コンサート21)はいずれも貴重な現代作品録音であり、「バロック(古典)~現代~ロマン派交響曲」という同じプログラム構成になっているのも興味深いところです。3曲ともベルリン・フィルが演奏したのはこれが初めてでした(リゲティのみコンサート2日目の録音)。また「タリス幻想曲」(コンサート2)もベルリン・フィルにとっての初レパートリー(こちらも2日目の録音)。53年にフィルハーモニア管との録音を残しているカラヤンが仕掛けた"戦略的選曲"だったのかも知れません。

ハードカバー装丁による本エディションは、画家であり彫刻家でもあるトーマス・シャイビッツによってデザインされました。ブックレットには数多くの写真やカラヤンの伝記作家ペーター・ユールンク、音楽評論家ジェームズ・ジョリーなどによる興味深いエッセイが収められています。『フルトヴェングラー 帝国放送アーカイヴ 1939-45』に続く、ベルリン・フィル・レコーディングスによる2つ目の大規模なヒストリカル・エディションであり、ベルリン・フィルのメディア史における重要なマイルストーンの一つと言えるでしょう。

今後70年代編、80年代編も製品化を企画しています。ご期待ください。
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Berlin Phil Media
発売・販売元 提供資料(2025/02/07)

メンバーズレビュー

4件のレビューがあります
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カラヤンBPOの放送用ライブ演奏で、ほとんどが正規の初出音源となれば、もう購入しないわけにはいきません。24枚組なので聴き通すのに時間がかかり、まだDisc 8までしか聴けていませんが、ライブならではの自然な流れと感興の高まりが感じ取れ、とても満足しながら聴いています。1961年のブラームスの交響曲第4番など、たいへんな熱演で、終楽章はカラヤンのうなり声まで聞こえます。購入してよかったです。気になる音質ですが、モノラル録音でも聴きやすく整えられており、1957年のプロコフィエフの交響曲第5番など、バスドラムの低音もしっかりと入っており、驚きました

なお、オーディエンスノイズや拍手は徹底的に取り除かれています。Disc 6の「グールドとのベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番とシベリウスの交響曲第5番」はSONY CLASSICALからも発売されていますが(日付が異なる別演奏?)、SONY CLASSICAL盤はオーディエンスノイズや拍手がそのまま残されており、またシベリウスの第3楽章の冒頭を聴き比べると、今回のBPHR盤よりもSONY CLASSICAL盤の方が細かい弦楽の動きが聴き取り易い気もしますし、音の加工が気になる、という方がおられるかも知れません。とはいえ今回のBPHR盤が大変貴重なリリースであることは間違いなく、引き続き企画されているという70年代・80年代のライブ録音の発売が待ち遠しい限りです
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モノラルばかりでバカ高いし、どうしようかと思ったが思い切って買って大正解。ステレオもいいが、むしろモノラルの方が驚きの名演ばかり。かつて有名な評論家がカラヤンのことを徹底的に貶しており、若かった自分もそれに感化されてカラヤンを毛嫌いしていたが、不明を恥じるばかりだ、第2弾、第3弾と続くのであれば期待しかない。
2025/02/28 満満さん
7
24枚組を鋭意検品中ですが、カラヤンライブの正規録音を聴ける歓喜から先行報告。
Disc23のチャイ5、Disc24のエロイカはセッションでは聴けない没入ぶりが聴き応え十分。
何より驚いたのがDisc18の68年の第九。Disc10の63年の第九はいつものカラヤンなのですが、
68年の方は、例のレガートで流れる一筆書きフォームが封印され、短いフレーズを積み上げる
バーンスタイン風の演奏になっています。こんなカラヤン見た?ことない!!!
2025/02/25 BELCANTOさん
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