| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年03月26日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | ホーム社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784834253986 |
| ページ数 | 272 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
204号室 二十八歳は人のお金で暮らしたい
403号室 四十三歳はどうしても犬が飼いたい
402号室 八歳は権力を放棄したい
501号室 十七歳はこたつで美白に明け暮れたい
309号室 三十三歳はコインロッカーを使わない
403号室 三十九歳は冷たい手が欲しい
1階 二十六歳にコンビニは広すぎる
2025年に取り壊しが決まっている期限つきの"棲み処"。そこで生きる人間たちの「欲望」を描いた著者初の連作集!
俗世というジャングルをサバイブする男女はアニマルか。
グランドホテルならぬグランド古マンション形式の物語は、混沌として続いてゆく。――――桐野夏生氏
両親が離婚し、母とふたりで暮らしている高校生の羽衣。母の自己中ぶりには慣れたが、母の今の恋人のことは心底気にくわない。その男と別れてくれたら母の全てを許してやるのに。
「501号室 十七歳はこたつで美白に明け暮れたい」
十年以上ホストとして生きてきた春樹。いずれは店を辞め同棲中の女を実家に連れていこうと考えていたが、女は勝手に出ていってしまい……。
「309号室 三十三歳はコインロッカーを使わない」
子どもが欲しいかどうかもよくわからないまま卵子凍結することを決めた有希子。人生の選択を先送りする最良の方法だと思ったけれど――。
「403号室 三十九歳は冷たい手が欲しい」
ほか、全7篇を収録

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