長年さまざまな共演を重ねて来たモア・イーズとクレア・ラウジーが、米シカゴの名門インディー・レーベル<Thrill JockeyRecords>からコラボレーションによる最新作『no floor』をリリース。海外ではアナログ盤のみのフィジカル・リリースだったところ、日本でのみCD化されることになりました。2024年にアンビエント/ドローンや実験音楽とインディー/エモ・ロックを横断する傑作アルバム『sentiment』を発表し、数々の媒体で年間ベスト・アルバムに選出され、"FESTIVAL de FRUE 2024"への出演のために、待望の初来日を果たし、京都と東京での単独公演も大成功に収めたクレア・ラウジー。クレア・ラウジーを現在の音楽活動に導いた 10 年来のコラボレーターで、コンポーザー/ヴァイオリニスト/マルチ・インストゥルメンタリストのマリ・モーリスの別名義である、モア・イーズは、『sentiment』にはヴァイオリンやエレクトロニスクで、『sentiment』のリミックス・アルバム『sentiment remix』にはリミキサーとして参加しています。 (C)RS
JMD(2025/02/07)
作品を重ねる毎に話題を呼んで来た、優れた二人のアーティスト/プロデューサー、モア・イーズ(more eaze)とクレア・ラウジー(claire rousay)の最新コラボレーション・アルバムが日本発売決定!!
「非常に近いところにいた私たちが、離れて暮らすようになり、さまざまなシーンに関わるようになるにつれて、私たちはより真剣な会話をするようになりました」- クレア・ラウジー
「すべての曲のタイトルは、私たちがよく通ったバーにちなんで名付けられていて、まさに友情の探求なんです」- モア・イーズ
長年さまざまな共演を重ねて来たモア・イーズとクレア・ラウジーが、米シカゴの名門インディー・レーベルThrill Jockey Recordsからコラボレーションによる最新作『no floor』をリリース。
海外ではアナログ盤のみのフィジカル・リリースだったところ、日本でのみCD化されることになりました。
2024年にアンビエント/ドローンや実験音楽とインディー/エモ・ロックを横断する傑作アルバム『sentiment』(THRILL-JP 59 / HEADZ 263)を発表し、数々の媒体で年間ベスト・アルバムに選出され、「FESTIVAL de FRUE 2024」への出演のために、待望の初来日を果たし、京都と東京での単独公演も大成功に収めたクレア・ラウジー。
クレア・ラウジーを現在の音楽活動に導いた10年来のコラボレーターで、コンポーザー/ヴァイオリニスト/マルチ・インストゥルメンタリストのマリ・モーリスの別名義である、モア・イーズは、『sentiment』にはヴァイオリンやエレクトロニスクで、『sentiment』のリミックス・アルバム『sentiment remix』(THRILL-JP 60 / HEADZ 265)にはリミキサーとして参加しています。
現在、クレアはLA、マリ(モア・イーズ)はNYと、それぞれ別の都市を拠点に音楽活動をしていますが、以前は二人とも米テキサス州サンアントニオを活動の拠点にしており(マリはその後、同じテキサス州のオースティンに拠点を移しました)、2021年の『an afternoon whine』(Ecstatic)では、R&Bやクラウドラップに影響を受けつつも、日常の生活音を使用したエモ・アンビエントを提唱したり、2022年の『Never Stop Texting Me』(Orange Milk)では『an afternoon whine』に続き、オートチューンを取り入れつつも、ハイパー・ポップにも通じるサウンドを提示したりと、作品毎にサウンドを変化させて来ました。 (1/2)
発売・販売元 提供資料(2025/02/05)
クレアは、2025年1月にLAとNYで「the final sentiment shows」を開催し、この2公演を最後に、歌唱するライブ・パフォーマンスを封印すると言っていたからではありませんが、今回のアルバム『no floor』は、ヴォーカル曲は収録されていません。
これまでの彼女たちの作品にあった、オートチューンを取り入れたハイパーポップなサウンドはなく、フィールド・レコーディングも駆使することなく、アコースティック楽器の奏者としてのスキル、伝統的な作曲アプローチ、先見性のあるサウンドデザイナーとしての才能を結び付けて、自分達で精巧で緻密な音世界を創り上げ、新たなアメリカーナとも言える、田園風景を思い出させ、メランコリックな(郷愁を誘う)コラージュ・ミュージック作品となっています。
グリッチな電子音がダイナミックな音色で鳴り響き、ドラマチックなストリングスが緊張と解放の波動を奏でます。
昨年12月19日に、アルバムからの1stシングルとして配信リリースされた「limelight, irregally」はサンアントニオの巨大なバー「Limelight」の名前から取られており、2000年代半ばにはライブ会場として使用され、二人は共に10代で(それぞれ、カントリー・バンドとノイズ・ロック・バンドで)このステージに立っていました(マリは17歳の時にここで、ビル・キャラハンの前座を務めました)。
1月22日に、アルバムからの2ndシングルとして配信リリースされた(哀愁漂う、牧歌的な)「kinda tropical」はサンアントニオで二人の青春時代に欠かせない存在だったクィア・バー兼ライブ・ハウスにちなんで名付けられています。
レーベルの先輩、トータスや(クレアが特にリスペクトする)タウン・アンド・カントリーに通づる、美しいメロディーが印象的ながらも刺激的かつ情緒的な、タイムレスで非常に音楽的なアルバムとなっています。 (2/2)
発売・販売元 提供資料(2025/02/05)
オートチューンを大々的に使用した「sentiment」がかなり話題となったアーティスト、クレア・ラウジーと、同アルバムでも客演し、長らくコラボレーターとして活動しているマリ・モーリス(本作では別名義のモア・イーズ)によるコラボレーションとなる5曲入りアルバム。モア・イーズの影響が色濃いと思われる電子音をかなり大胆に取り入れ、ヴァイオリンなどのストリングスやクレアのギター、環境音なども織り交ぜた、今度はクレアのヴォーカルが一切無い全編インストルメンタル、2人の原風景をモチーフに作られてたというエレクトロニカど真ん中のアルバムとなっている。
intoxicate (C)金子雄樹
タワーレコード(vol.175(2025年4月20日発行号)掲載)