共にネオ・ソウルを創造したディアンジェロ、コモン、エリカ・バドゥ等の仲間達をずらりとフィーチャー。現代ジャズの先駆となった重要作。 (C)RS
JMD(2025/05/16)
共にネオ・ソウルを創造したディアンジェロ、コモン、エリカ・バドゥ等の仲間達をずらりとフィーチャー。現代ジャズの先駆となった重要作。
初UHQCD化。
〈パーソネル〉
ロイ・ハーグローヴ(tp, flh, key)
ジャック・シュワルツバルト(ts)
バーナード・ライト、ボビー・スパークス(key)
スパンキー(g)
ピノ・パラディーノ、レジー・ワシントン、ミシェル・ンデゲオチェロ(b)
ジェイソン・トーマス、ウィリー・ジョーンズIII(ds)
コモン、Qティップ(rap)
ディアンジェロ(vo, key)
エリカ・バドゥ(vo) ほか
★2002年1月~2月、ニューヨークにて録音
発売・販売元 提供資料(2025/03/10)
王道ジャズ・トランペッターとしての顔を持ちながら、エリカ・バドゥをはじめ、ディアンジェロ、コモンらの作品にさりげなく関わってきたロイ・ハーグローヴ主導による〈ソウル・ジャズ〉なセッション盤。ユルい音色が芳しいロイのトランペットを基本に、前記の面々やQ・ティップ、ミシェル・ンデゲオチェロ、リネー・ヌーヴィル(ジャネイ)、ジェイムズ・ポイザー、さらにはコーネル・デュプリーのような往年の腕利きまで、ロイが裏方活動をとおして知り合ったゲスト勢が一体となってファンクなグルーヴを練り上げる。ファンカデリックの74年曲“I'll Stay”を取り上げるなど(歌はディアンジェロ)、ヒネリの効いた70sソウル~ジャズ趣味もいい感じで、新旧のアーティストとともに過去と現在(~未来)を行き来する姿が、美しく、楽しい。極上のリラックス感の裏に潜む激しさを体感すべし。
bounce (C)林 剛
タワーレコード(2003年06月号掲載 (P72))