俳優としても活躍するデイヴィード・ディグス率いる米ロサンジェルスのエクスペリメンタル・ヒップ・ホップ・グループ、クリッピング.。2019年/2020年に発表された2枚のホラーコア・シリーズに続くアルバム『デッド・チャネル・スカイ』、リリース。 (C)RS
JMD(2025/02/04)
俳優としても活躍するデイヴィード・ディグス率いる米ロサンジェルスのエクスペリメンタル・ヒップ・ホップ・グループ、クリッピング.。2019年/2020年に発表された2枚のホラーコア・シリーズに続くアルバム『デッド・チャネル・スカイ』、リリース。
●ゲスト:エイソップ・ロック、ネルス・クライン、ビットパニック、ティア・ノーモア、カルテル・マドラス
Sub PopからClipping.のニュー・アルバム『Dead Channel Sky』がリリースされる。以前にリリースされた「Run It」と「Keep Pushing」に加え、「Welcome Home Warrior (Feat. Aesop Rock)」、「Code」、「Change the Channel」などを収録するこの作品は、Sub Popからリリースされ高い評価を得ているホラーコア・シリーズ、『Visions of Bodies Being Burned』(2020年)と『There Existed an Addiction to Blood』(2019年)に続くアルバムとなる。Nels Cline、Bitpanic、Tia Nomore、そしてSub PopのレーベルメイトであるCartel Madrasもゲスト参加。Clipping.とSteve Kaplanがプロデュースとミックスを、Black Belt MasteringのLevi Seitzがマスタリングを担当した。もし誰かが、ヒップホップとサイバーパンクという80年代と90年代の双子の太陽を明確に融合させたらどうだろうか? 結局のところ、どちらのムーヴメントも、戦争で破壊されたカルチャーの残り物をハッキングした結果であるが、Clipping.は『Dead Channel Sky』で、この2つの歴史を別の現在にマッピングしている。
発売・販売元 提供資料(2025/02/03)
独特の美意識でコアな支持を集めるエクスペリメンタルなラップ・ユニットが5年ぶりの新作を完成。今回はホラーコアではなくサイバーパンクをテーマに、不穏な言葉の蠢きや金属音、機械の作動音なども交えて世界観を構築している。アシッドなレイヴ・トラック"Change The Channel"などのダンサブルな仕様も相まっていつになく聴きやすい。エイソップ・ロックも客演。
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.496(2025年3月25日発行号)掲載)