| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年03月22日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | KADOKAWA |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 文庫 |
| SKU | 9784041160428 |
| ページ数 | 256 |
| 判型 | 文庫 |
構成数 : 1枚
序
第一章 丹桂の残花
第二章 皇嗣の剣
第三章 絹の香袋
第四章 王の華燭
桂花咲き誇る中秋の日、月見が催された翌朝のこと。
宴のため皇太后のもとに泊まった芙蓉は、庭で桂花に埋まった高齢の女官の死体を発見する。
亡くなった女官は後宮内で高利貸しを営んでおり、人間関係に問題を抱えていたため、怨恨の殺人かと思われた。
しかし、女官の体から黒い虎の刺青が発見され様相は一変。
かつて後宮に災いをもたらした黒虎王に関係する事件の疑いが浮上した。
皇太后はこの事件を解決するため、再び芙蓉を文使いに任命し、皇帝の文使いである蒼君とともに、事件を調査することを依頼する。
芙蓉と蒼君は、女官が身につけていた銅貨の首飾りから事件の糸口をつかもうとするが、調査は難航する。
見え隠れする黒虎王の陰を追う二人であったが、そんな折に、第二皇子が何者かに刺殺されるという大事件が発生して――。
失われた平和を取り戻すために男装の令嬢と身分を隠した皇子が謎を解く!
そして芙蓉と蒼君が抱えるお互いへの恋心の行方は……?
華咲き乱れるノンストップ中華ファンタジー!完結編

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