轟音ギターで増幅された感傷と感情を一気に独自の音宇宙へ昇華する怒涛のカタルシス――。
ダークでヘヴィなサウンドに轟音ギター、メタルとシューゲイザーが絡みあうサウンドスケープ。
"ブラックゲイズ"なるジャンルを確立し、独創的かつ先鋭的なサウンドで唯一無比の存在感を放ってきたサンフランシスコのポスト・メタル・バンド、DEAFHEAVEN(デフヘヴン)。ROADRUNNER RECORDSからの第1弾となる最新作『LONELY PEOPLE WITH POWER』発売決定!
サンフランシスコ出身のポスト・メタル・バンド、DEAFHEAVEN(デフヘヴン)。2011年にデビュー・アルバム『ROADS TO JUDAH』をリリースした彼らは、2013年の『SUNBATHER』でピッチフォークをはじめとする、各音楽メディアから大絶賛を獲得し、シーンに一大旋風を巻き起こした。2015年にリリースされた3rdアルバム『NEW BERMUDA』でも、その独創的かつ先鋭的なロック・サウンドは高い評価を集め、ここ日本でもFUJI ROCK FESTIVAL '16に初出演、2019年にEMPERORのゲスト・アクトとして来日、そして昨年2024年には東京と大阪でヘッドライン・ツアーを行うなど着実にファンを増やしている。
そのDEAFHEAVEN。ROADRUNNER RECORDSへの移籍を今年はじめに発表していたが、待望のニュー・アルバムの発売が決定した。バンドにとって通算6作目、2021年の前作『INFINITE GRANITE』から約3年振りとなる『LONELY PEOPLE WITH POWER』のプロデュースを手掛けるのはジャスティン・メルダル=ジョンセン(セント・ヴィンセント、M83)。ミックスはGodCity Studioのザック・ウィークスが担当している。これまでの轟音ギターが創り出すブラックメタルとシューゲイズを融合させた「ブラックゲイズ」なるジャンルを定着させてきたた彼らだが、本作で彼らは幾重にも音を重ねたヘヴィなサウンドに複雑な音色、そして暗闇に時折光が射し込むような美しいメロディに魂を吐き出すかのようなヴォーカルからなる音的宇宙をさらに押し広げ、聴くものの期待を超越し、未体験の轟音のカタルシスへと誘うのである。アルバムからの先行トラックとなる「Magnolia」を聴いてほしい。新たな音力を得たDEAFHEAVENの最も大胆で野心的なアルバムの片鱗を垣間見ることが出来るだろう。またInterpolのポール・バンクス、Boy Harsherのジェイ・マシューズがヴォーカルで参加している事にも注目だ。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2025/01/31)
ヴォーカリストのジョージ・クラーク、ギタリストのケリー・マッコイとシヴ・メーラ、ベーシストのクリストファー・ジョンソン、ドラマーのダニエル・トレイシーで構成されているDEAFHEAVENは結成以来、独創的かつ先鋭的なサウンドで唯一無比の存在感を放ち続けている。2013年に発表した画期的なアルバム『SUNBATHER』は、ヘヴィ・ミュージックの限界を再定義し、ローリング・ストーン誌の「史上最も偉大なメタル・アルバム100」やピッチフォーク誌の「2010年代のベスト・アルバム200」に選出されるなど、広く高い評価を得た。さらに2015年の『NEW BERMUDA』で再びジャンルの慣習に挑戦し、幅広い称賛を獲得し、2018年のLP『ORDINARY CORRUPT HUMAN LOVE』では最優秀メタル・パフォーマンス部門でグラミー賞に初ノミネートされた。常に前進を続けている彼らは2021年のアルバム『INFITE GRANITE』でも更なる進化を続け、より豊かなテクスチャーと琴線に触れる美しいメロディとセンチメンタリズムを自らのサウンドスケープに取り入れたのだった。またライヴ・アクトとしてもDEAFHEAVENはコーチェラやプリマヴェーラ・サウンドなどのフェスティバルに出演しながら世界中をツアーし、SlipknotやKnocked LooseからChelsea WolfeやMonoまで、あらゆるジャンルのアーティストたちとステージを共にしている。
轟音とヘヴィネス、そして刹那の叙情性が煌めく、仄暗く、しかし美しいDEAFHEAVENの音世界。ジャンルを超えたリスナーを惹きつけてきた彼らの最新作に再び世界が引き込まれる。(2/2)
発売・販売元 提供資料(2025/01/31)