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フォーマット CDアルバム
発売日 2025年04月10日
国内/輸入 輸入
レーベルB Records
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 LBM074
SKU 4589538820541

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:48:04

【曲目】
レイナルド・アーン(1874-1947): 「青い神」 一幕のバレエ音楽
台本…ジャン・コクトー(協力…フェデリコ・デ・マドラーソ・イ・オチョア)
振付…ミハイル・フォーキン
出演…ワツラフ・ニジンスキー ほか
1912年5月13日シャトレ座で初演

【演奏】
フリヴォリテ・パリジェンヌ管弦楽団
ディラン・コーレイ(指揮)

【録音】
2023年9月21日
シテ・ド・ラ・ミュジーク・エ・ド・ラ・ダンス・ド・ソワソン
(ライヴ/終演後の拍手歓声入り)
収録時間: 47分

  1. 1.[CDアルバム]
    1. 1.
      Le Dieu Bleu, ballet~Prelude
    2. 2.
      Le Dieu Bleu, ballet~Premiere danse
    3. 3.
      Le Dieu Bleu, ballet~Danse des porteuses d'offrandes et des musiciennes
    4. 4.
      Le Dieu Bleu, ballet~Danse des Bayaderes du Lotus
    5. 5.
      Le Dieu Bleu, ballet~Danse de Yoghis
    6. 6.
      Le Dieu Bleu, ballet~Scene de la jeune fille
    7. 7.
      Le Dieu Bleu, ballet~Danse des souvenirs
    8. 8.
      Le Dieu Bleu, ballet~Colere des pretres
    9. 9.
      Le Dieu Bleu, ballet~Clair de lune
    10. 10.
      Le Dieu Bleu, ballet~Monstres et demons
    11. 11.
      Le Dieu Bleu, ballet~Le miracle
    12. 12.
      Le Dieu Bleu, ballet~La deesse parait
    13. 13.
      Le Dieu Bleu, ballet~Le Dieu bleu - danse et scene
    14. 14.
      Le Dieu Bleu, ballet~L'enchantement divin
    15. 15.
      Le Dieu Bleu, ballet~Les amants se reunissent - danse et scene
    16. 16.
      Le Dieu Bleu, ballet~L'escalier d'or et la montee du Dieu

作品の情報

商品の紹介

【コクトー&アーンによる幻のバレエ「青い神」】
レイナルド・アーンがディアギレフ率いるバレエ・リュスのために作曲した『青い神』は、初演当時22歳のジャン・コクトーの手によるヒンドゥー教の伝説に基づいた物語。若い娘が、愛する青年が寺院の僧侶になるための儀式を妨害したため、魔物に捕らえられ処刑されようとするところ、青い神と女神が蓮の花から現れて笛を奏でて魔物を鎮め、彼女を助けるというもの。音楽はエキゾチックな主題を持ちつつも紋切り型の異国情緒に陥らぬため、フランス近代ならではの半音階的な動きや旋法的な技法に実験的なポリフォニーも取り入れるという、ディアギレフの要望に応じた画期的なものでしたが、当時は観衆の理解を得ることが出来ず、バレエ・リュスの他のレパートリーとは趣が大きく異なったこともあり、初演は大きな失敗に終わってしまいました。これはニジンスキーが大きく注目された『牧神の午後』初演のわずか2週間前、フォーキンの『ダフニスとクロエ』の3週間前のこと。翌年には『春の祭典』が大きなスキャンダルとなり、『青い神』はレパートリーから外され、その後陽の目を見ることはありませんでした(コクトーは初演失敗後ディアギレフに「僕を驚かせてごらん」と挑発され一念発起、5年後にはサティ作曲の『パラード』で大スキャンダルを呼び起こすことになります)。アーンの手による音楽は70人以上のオーケストラを要する大規模なものでしたがバレエと共に封印され、バレエ・リュスの他のレパートリーが音楽だけでも現在世界中で演奏されるにもかかわらず、フランス国内ですらこれまで演奏されてきませんでした。今回発売となるライヴ録音で、その音楽が実験的要素と音楽的魅力を両立させた、たいへん聴き応えのあるものであることが証明されることでしょう。ディラン・コーレイ率いるフリヴォリテ・パリジェンヌの好演も相まって、不当に忘れられた作品の魅力が最大限引き出された注目の一枚です。
ナクソス・ジャパン
発売・販売元 提供資料(2025/02/28)

メンバーズレビュー

1件のレビューがあります
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ディアギレフ率いるロシア・バレエ団のために作曲されたバレエ音楽と言うと、「火の鳥」「ペトルーシュカ」「春の祭典」を書いたストラヴィンスキーが有名であり、また、代表作のように見られている。1909年から1929年の約20年間の活動期間で、74の演目があるが、その音楽の多くは過去作品の編曲・流用であって、オリジナルの作品は33曲と半分にも満たない。そして最も多くの楽曲を提供したのはストラヴィンスキーであるが、その他にも世紀転換期から第一世界大戦後の「新しい音楽」の時代の作曲家の作品も多い。しかし現在その音楽全てを耳にすることはできない。かつてHänssler Classicsが2007年から2016年、足掛け10年にわたり、ロシア・バレエ団音楽シリーズを録音リリースしてくれた。初めて聴けた曲も多かったが、全てではなかった。そのようななか、今回レイナルド・アーン作曲によるロシア・バレエ団初期のバレエ「青い神」の世界初録音がリリースされた。
初演は、しかし、失敗に終わったようだが、いくつかの伝記などではアーンの音楽が原因とされている。アーンの音楽と言うと、世紀転換期ロマンス(歌曲)やピアノ作品のサロン風音楽の作曲家というイメージがある。しかし彼は舞台音楽も多く書いている。「青い神」もその一つ。音楽はインド風のエキゾティックな主題を持扱いつつも、単なる異国情緒に陥らぬようにするため、半音階的な動きや旋法的な技法に実験的なポリフォニーも取り入れるなど、同時期のドビュッシー《遊戯》やラヴェル《ダフニスとクロエ》と同じように新しい響きが聞こえてくる。バレエは振付・舞台装置/衣裳・音楽が一体となった芸術であり、音楽のみが原因とは言いにくい。この100年ぶりの復活蘇演のライブ録音を聴くと、舞台が見えないだけ余計に音楽の面白さが伝わってくる。
因みにアーンには、《モーツァルト》というミュージカル作品がある。現在録音はないようだが、聴いてみたくなった。
2025/05/01 kapaoさん
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