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戦争と音楽―京極高鋭、動員と和解の昭和史

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フォーマット 書籍
発売日 2025年03月24日
国内/輸入 国内
出版社中央公論新社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784121101587
ページ数 368
判型 46

構成数 : 1枚

  1. 1.[書籍]

近代国家において、西洋音楽は「動員」と「和解」の2つの役割を担った。
これを一身に体現したのが本書の主人公、京極高鋭である。
京極は、戦前は国民精神総動員の方針のもとに作られた「愛国行進曲」のプロデュースを手がけ、戦後は東京オリンピックの開催に大きく関わった。
祖父は初代東京帝国大学総長・枢密顧問官の加藤弘之、父は昭和天皇の侍医という名家。
本人は幼少時、のちの昭和天皇の遊び相手でもあった。
弟は喜劇役者古川ロッパである。
白樺派の影響を受けて長じた「華麗なる縁の下の力持ち」京極の人生を通して、昭和史における動員と和解、日本が引き受けざるを得なかった矛盾を描く。

作品の情報

メイン
著者: 古川隆久

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