前作『タキ』で、独自なアンデス音楽を聞かせてくれたイルマ・オスノ。彼女の実に7年半ぶりのソロ・アルバムは、さらに深化したイルマ・ワールドを全編で展開しています。
●ペルー、アンデスのアヤクーチョ地方のウアルカスに生まれ、伝統的な音楽と共に成長したイルマ・オスノ。後に首都リマで教師になり、その傍らアヤクーチョの民族舞踊団でも活動を始めました。その後、日本に移り住みましたが、音楽や踊りなどの芸能活動を続け、ソロ活動の他、笹久保伸、里アンナ、OOIOO等との共演も行ってきました。
●彼女が生まれたアヤクーチョ地方は、ペルー・フォルクローレの宝庫といわれ、そこの先住民ケチュア語族の音楽を、イルマは一貫して演奏し続けています。
●彼女が歌い奏でる音楽は、アンデスの自然界や世界観、生活に存在する様々なものを、時にメタファーを用いながら表現しています。フォルクローレと呼ばれるようになる前の、先祖たちが作ってきた歌(音楽)を歌っているとも言えます。
●本アルバムでも、アヤクーチョ県の各地方のワイノ、カルナバルなどの伝承曲を中心に取り上げていますが、一度聞いたら忘れられないほどにスピリチュアルで強烈な、イルマの伝統に基づいたヴォイス・パフォーマンスを核に、ペルーではあり得ない自由な発想のアレンジや音処理によってその音楽の深部を浮かび上がらせ、今作でも独自なアンデス音楽に仕立て上げています。
●なお、アルバム・タイトルにある"アイラ"とは、人間や動物、植物がその場に存在し、過去から現在、未来へと連綿と続く生命の播種を表す、ケチュア的概念だそうです。
「私がこのアルバムに収めた8つのケチュア語の歌は、音楽というものを深く静かな、心に平穏をもたらす、また自らがありのままに、ただそこに存在し続けるための力として信じている、そんな人々との出会いの中から生まれたものです」 イルマ・オスノ。
発売・販売元 提供資料(2025/01/28)