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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年03月12日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | みすず書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784622097631 |
| ページ数 | 392 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
まえがき
はじめに――あなたは誰?
I 人間の存在次元
1 人間とは何か?
2 「自己」を疑う
3 人格
4 たかが言葉、されど言葉
5 四つの存在次元
II 生物的次元
6 生命の秘密
7 身体
8 生物的存在の二重性
III 神経生物的次元
9 神経が必要だ
10 脊椎動物とその神経系
11 ローマーによる再構成
12 内臓学
13 行動
IV 認知的次元
14 外界の内化
15 認知とは何か?
16 メンタルモデル
17 モデルベースの認知の進化
18 心のなかで採餌する
19 認知的な脳
V 意識的次元
20 意識は謎なのか?
21 意識の種類
22 意識を意味あるものにする
23 事実認識と自己認識
24 非認識的意識
25 動物の意識とは、どのようなものでありうるか
26 自分自身や他者について語るストーリー
訳者あとがき
索引
参考文献(一部)と読書案内
「人間の本質とは何か」という伝統的な、しかし困難な問いがある。本書のねらいは、これを徹底的に科学の方法で扱うための、あたらしい理論を提示することにある。
理論の核は「生物は階層的で連絡しあう四つの次元からなる」という発想。骨格や筋肉などの身体、外部を知覚し刺激に反応する神経、その束としての脳が生み出す認知や意識が、互いに作用しあって生き物の総体をなす。この観点からそれぞれの次元に着目すれば、生物を生物のまま、ひいては人間を人間のままクリアに理解することができる――これが本書の提案である。
理論の構想は、ときに実のない空論へと堕してしまう。その対象が人間のように複雑なものなら、なおさらだ。しかし、脳と情動の関係を長く追究してきた神経科学の碩学ルドゥーの手になる本書ならその心配は無用。生物の機能獲得のすえに生じた認知や意識とはなんであり、実際のところ、どんな仕組みで人間を人間たらしめているのか――哲学に心理学、認知科学や脳の科学と、人間の本質をめぐる古今東西の議論をあまねく取り込んだ「四次元」のアイデアが、人間という対象をつかまえやすくし、さらなる探究の道をひらく。
あなたの生物観や人間理解に再考を迫る挑戦的な科学理論が、ここにある。

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