Jozef Skrzek(b/key/vo)、Apostolis Anthimos(g)、Jerzy Piotrowski(drs/perc)により'71年結成、解散/活動停止を挟みつつ現在も活動を続けるポーランドのプログレッシヴ・ロックシーンを代表する名バンド、未発表ライブ音源シリーズ"Live Cuts"の第13弾として、ラジオ放送用に録音された'99年ポーランド:Warszawa公演のライブ音源を収録した2枚組発掘ライブ盤が'25年リリース!
'91年の復活以降、スタジオ作の発表こそ無いもののメンバーチェンジを経ながら断続的なライブ活動を行なっていた90年代のSBB。世紀末を控えた'98~'99年にかけての約1年半の期間はJozef・Apostolisの2名にMiroslaw Muzykant(drs)を迎えたトリオ編成でライブを実施していた時期となっており、本作はその短命に終わった編成によるライブ全編を収録。同時期のライブアルバムとしては『ABSOLUTELY LIVE '98』『W FILHARMONII』が既発ですが、いずれも廃盤となって久しく、この時期のSBBを知る上でマニア/コンプリーターだけでなくライトなファンにも嬉しい発掘ライブ盤となっております。デビュー作より"Odlot"Erotyk"、"Going Away"組曲や"Rainbow Man"・必殺の"Walkin’ Around the Stormy Bay"といった70年代後半のシンフォ期からの楽曲、'81年作収録"Moja Ziemio Wysniona (Wish)"の新アレンジバージョンの他にも、後の'02年にシングル・リリースされる当時の最新曲"Calkiem Spokojne Zmeczenie"、Jozefの'83年ソロアルバム『JOZEFINA』から"Singer, Oh Singer"、シメではレイドバックした演奏をフィーチャーしたインプロも披露されるなど、SBBの歴史を俯瞰した様な新旧の楽曲を織り交ぜたセットリストがこの時期のライブの特徴。SBBらしいデリケートなピアノやスペーシーなシンセも交えながら、代表曲の数々を憂いのあるボーカルと円熟のプレイでじっくりと聴かせる、貴重な記録となっております!
発売・販売元 提供資料(2025/02/04)