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近代イギリスの動物史 歴史学のアニマル・ターン

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フォーマット 書籍
発売日 2025年03月05日
国内/輸入 国内
出版社名古屋大学出版会
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784815811839
ページ数 424
判型 A5

構成数 : 1枚

序 章 ペンギン、空を翔ぶ
動物史とは何か
本書の構成
術語と訳語

第I部 動物の可視化と主題化

第1章 黎明期の動物園
はじめに
1 動物園の誕生
2 都市の中のユートピア
3 動物学の制度化
おわりに

第2章 収集、展示、馴致
はじめに
1 劇場型の展示空間
2 実在した幻獣
3 オリエンタリズム
おわりに

第3章 科学とカネ
はじめに
1 動物学会の再編
2 遊園地化する動物園
3 動物園の公共性とは
おわりに

第II部 人と動物の相互関係

第4章 銃を握れない牛のために
はじめに
1 法制化のはじまり
2 マーティン法の成立
3 二分された世論
おわりに

第5章 幸福な家族
はじめに
1 猫と鼠の友愛
2 ケージの中の社会実験
3 変貌する家族像
おわりに

第6章 進化論の被造物
はじめに
1 ダーウィンの感情研究
2 動物が流す涙
3 植物に通う神経
おわりに

第III部 人新世の動物種

第7章 気候に挑む
はじめに
1 気候馴化の理論と実践
2 ヒマラヤからハイランドへ
3 帝国の大いなる遺産
おわりに

第8章 生物多様性の起源
はじめに
1 動物地理区の設定
2 分類体系の標準化
3 何のための採集か
おわりに

終 章 雪原のキリン

あとがき

参考文献
図表一覧
索 引

  1. 1.[書籍]

都市化・産業化が進み、生命に関する新たな学問が発展するなか、人と動物の関係も大きな転機を迎えた。科学振興を目指すロンドン動物園の展示から、虐待・実験をめぐる社会的論争、進化論とグローバルな採集に基づく「生物多様性」の誕生まで、現代にいたる動物観の形成を解き明かす。

作品の情報

メイン
著者: 伊東剛史

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