60Sモッド・シーンの名ソングライター、長らく失われていた73年録音が発掘初ヴァイナル化!
60年代英国モッズ・シーンのキーパーソンでありながら、ミスター・ティン・パン・アレーとして軽んじられる事もあったソングライターGRAHAM DEE。
60年代を通じて著名な雇われギタリストで、JIMMY PAGEやJEFF BECKと並んでセッション・プレイヤーとして活躍。SMALL FACESの64年1STシングル"WHA'CHA GONNA DO ABOUT IT"のプレイでキャリアをスタートし、JOHN LEE HOOKER、MEMPHIS SLIM、THEM、THE WALKER BROTHERS、CARL PERKINSらのセッションに参加。その後は英ATLANTIC RECORDSの社内プロデューサーに抜擢され、THE FLEUR DE LYS、SHARON TANDY、MIKE BERRYらサイケ・ファンに高く評価されるいわゆるフリークビート勢を手掛け、TONY AND TANDYの"TWO CAN MAKE IT TOGETHER"をはじめノーザン・ソウル・シーンにも貢献、現在も広く愛される独自の「ブリティッシュ・ソウル・サウンド」を確立しています。
70年代の一時期にはアメリカに移り住み、元祖プリンスことPRINCE PHILLIP MITCHELLとのソングライティング・セッションで成功を収め、アラバマの伝説スタジオMUSCLE SHOALS SOUND STUDIOにも従事。70年代後半にはソロとしてもUK産ホワイト・ソウル/AOR/クロスオーヴァーの知る人ぞ知る傑作をいくつもモノにしてきた彼の、73年秘宝的録音がついに初お目見えとなります。
2019年になり、彼はACID JAZZのEDDIE PILLERに1枚のボロボロのアセテートを持ってきた。それはGRAHAM DEEが73年に録音したアルバムの片面「SIDE ONE」で、リリースされたことはなく、それ以来一度も聴いていないという。残念なことに、マスターはひどい状態で、ピラーは、せいぜい2曲しか救いようがないだろうと考えた。
同じ頃、あるレコード・ディーラーが、かつてDEEと仕事をしたGERRY SHURYが所有していた家にあった15本のマスター・テープを手に入れ、PILLERに連絡してきた。1/4インチのマスターテープには『GRAHAM DEE』と記されているものもあったが、それでも何が収録されているかはわからなかった。そのテープのうち少なくとも5本はブランクで、別の3本はアウトテイクだった。良いテープは3、4本しかなく、それらはトランスファーのために送られた。驚くべきことに、戻ってきたのは失われたオリジナル・アルバムの両面だった!
73年にイースト・ロンドンのSARM STUDIOSで録音された、GERRY SHURYがアレンジ、GARY LYONSがエンジニアを務めたアルバムだ。このアルバムには、ギタリストのCOLIN PINCOTT (ERIC BURDON、JOAN ARMATRADING)、ベーシストのPHIL CHEN (JIMMY JAMES AND THE VAGABONDS、JEFF BECK、ROD STEWART)、ドラマーのBARRY DE SOUZA (LOU REED、LABI SIFFRE、KATE BUSH)、HENRY SPINETTI (BOB DYLAN、GEORGE HARRISON)の才能がフィーチャーされている。
発売・販売元 提供資料(2025/04/02)