FUJIROCK'24出演やLIQUIDROOMワンマン完売など、勢いに乗るSSW・さらさ、2024年発表の2ndアルバム『Golden Child』を自身初となるLPアナログ盤にてリリース!
憂いを帯びた歌声と、SOULやR&Bをはじめとしたジャンルの影響を感じるグルーヴィなサウンドで聴き手を虜にする湘南出身のシンガーソングライター・さらさ。国内外のフェスに多数出演するほか、2024年7月には<FUJI ROCK FESTIVAL '24>に出演、同年10月に行った『Golden Child』のリリースツアーでは恵比寿・LIQUIDROOM公演を完売させるなど若い世代を中心にリスナーたちの熱い視線を集めている。
そんなさらさが、2024年9月にリリースした2nd アルバム『GoldenChild』をLPで発売する。さらさらしさも感じるグルーヴィな楽曲はもちろん、ポップスやロックの要素が増した「祝福」や、昭和のフォークソングの雰囲気を纏った「遠くまで」など、これまでにない新たな魅力がふんだんに盛り込まれた作品となっている。さらに本作には、かねてよりさらさの楽曲のプロデュースを手がける〈w.a.u〉のプロデューサー・Kota Matsukawaをはじめ、数々の著名アーティストの制作やライブに携わる西田修大や注目の若手プロデューサー・uinが参加。多彩なプロデューサーたちの才能とともに、自由に音楽を作るさらさの飾らないマインドやユニークな視点をそのまま映し出したような作品に仕上がった。
是非手に取って『Golden Child』の世界の奥深さを味わっていただきたい。
発売・販売元 提供資料(2025/02/07)
生演奏を軸にしたオーセンティックなR&Bを志向しながら、前作以上に深くメロウネスとグルーヴを掘り下げたセカンド・フル・アルバム。かつてのソウルクエリアンズあたりを彷彿とさせる、音数を絞り込んでディープに潜航するトラックと、そこから浮かび上がるスモーキーな歌唱が結託して醸造する色艶がたまらない。スライ・ストーンばりのファンクを鳴らす"リズム"に特徴的な歌謡曲めいたタッチも、シティな要素を求める向きもさらうポピュラリティーをアルバムに寄与している。揺らぐ音像がサイケデリアを現出させるクロージング・ナンバー"船"も凄い。盤石にして新たなポテンシャルも示唆した充実作。
bounce (C)澤田大輔
タワーレコード(vol.489(2024年8月25日発行号)掲載)