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経済的人間と規範意識 法学と経済学のすきまは埋められるか

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フォーマット 書籍
発売日 2025年01月30日
国内/輸入 国内
出版社信山社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784797282917
ページ数 280
判型 A5変形

構成数 : 1枚

『経済的人間と規範意識―法学と経済学のすきまは埋められるか』

嶋津 格(千葉大学名誉教授) 著


【目 次】

序にかえて

◆第I部◆「法と経済学」をめぐって

◆第1章 経済的人間と規範意識

第1節 取引費用
第2節 規範意識をもつ人間
1 ルールに従う動物
2 規範の進化論
3 ディレンマの解消?
4 ウェーバーによる宗教と経済
第3節 取引費用再論
1 集合的カント主義
第4節 R.コースのA. スミス論―人間モデルへの補論

◆第2章 経済学の洞察と法学―「法と経済学」を論ず

第1節 序 論
1 法学と経済学の総合領域―思想史の中で
2 「法と経済学」の登場
第2節 「法と経済学」の衝撃
1 契約の自由に対する制限の効果
・非良心性による契約の効力否定―余計なお世話か?
・他の事例
2 不法行為法
・コースの定理の仮定とその意義―法学はいらない?
第3節 推論の前提にあるもの
1 金銭評価可能性
2 豊かさの,拡大と分配の局面の分離可能性
・パレート基準
・カルドア=ヒックス基準
3 人間モデル
第4節 暫定的結論
1 演繹的法解釈論としての法と経済学
2 法哲学としての法と経済学
3 法学徒の教養としての法と経済学

◆第3章 法と経済―総括コメントの試み

学術大会「法と経済―制度と思考法をめぐる対話」における
1 八代報告
2 井堀報告
3 鈴村報告
4 亀本報告
5 おわりに

◆第II部◆所有権・契約・民事責任―私的秩序の構成要素

◆第4章 所有権は何のためか

第1節 はじめに―歴史的に生成した制度の目的または機能を論じること
第2節 効 率
1 ホッブズ:パレート的効率
2 進化論的効率
3 現代的論点
4 所有者のいない悲劇
5 譲渡可能性
第3節 決定権の分散化
1 共同体的所有の悲劇
2 決定権の分散化としての私的所有
3 市場の交換ネットワーク
第4節 規範的所有権論にむけて―基本的問題群

◆第5章 進化論的契約論素描

第1節 はじめに
1 「約束はなぜ義務づけるのか」は真正な問か
2 意思説・信頼説・関係説……
第2節 遂行的発話としての約束とその背後
1 背後のルール
2 約束による義務の「創造」
第3節 制度の生成
1 なぜ約束の制度が成立するか
2 進化論的説明
第4節 ヒュームによる説明
1 コンヴェンションによる守約義務の発生
2 社会の必要と利益
3 制度的事実
第5節 契約の制度とその進化
1 約束の制度と「意思の自由」
2 創造の自由と選択の自由
3 新類型の発生と淘汰
4 契約における自由
第6節 要 約

◆第6章 不法行為法における「不運」の位置について

第1節 はじめに
第2節 不法行為法の目的
1 法の普遍性
2 行動制御への誘因
3 保険=コストを伴う不安の回避
第3節 不法行為責任拡大の限界
1 「残念ながらあなたとの保険契約はお断りします」
2 「保険の危機」の原因
3 第三当事者保険の限界
4 精神的損害
第4節 おわりに

◆第III部◆現代社会のテーマ群

◆第7章 リスクと「安全・安心」

第1節 はじめに
第2節 イデア的世界でのリスク対応
第3節 現実世界で
第4節 リスク評価の「誤り」―「心配」の過小と過大
第5節 民主主義下のリスク対応
第6節 安全と区別される「安心」の問題
第7節 おわりに―主観世界における不安への対応
1 ストア派
2 仏 教

◆第8章 IT社会の規範的考察―知財法を中心に

第1節 はじめに:「情報社会の秩序問題」(2001年度日本法哲学会)
第2節 知的財産権は何のためか―その1
第3節 知的財産権は何のためか―その2
第4節 IT社会―その1:フリーソフト
第5節 IT社会―その2:クリエイティブ・コモンズなど
第6節 おわりに

◆第9章 規制緩和・民営化は何のためか―国家の位置を考える

第1節 企業の経営
第2節 計画経済からグローバル市場へ
第3節 官から民へ
第4節 国家の役割

◆第10章 ロールズの平等妄執(obsession)を抉る

第1節 はじめに
第2節 市民の社会的協働と所得分配
第3節 分配的正義
第4節 基礎構造と社会的協働スキーム
1 解釈a
2 解釈b
第5節 市場について
第6節 デザート論

  1. 1.[書籍]

◆判断の結果が実際の社会の中でどのような帰結をもたらすか ― 法学(規範を考える)と経済学(因果を考える)の隙間に関連する論文(第I~III部)と、ハイエクに関するエッセー(第IV部)を収載。第一人者による待望の書◆
【本書の概要】第I部:「法と経済学」をめぐって/第II部:所有権・契約・民事責任―私的秩序の構成要素/第III部:現代社会のテーマ群/第IV部:ハイエク研究余滴

作品の情報

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著者: 嶋津格

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