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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年02月25日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 晃洋書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784771039032 |
| ページ数 | 252 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
序 章 危機に直面する国際社会と仲介研究の意義
第1節 本書の問題意識
第2節 本書の目的とアプローチ
第3節 本書の構成
第I部 国際関与の理論と思想
第1章 仲介の歴史と思想― 18世紀から20世紀半ばまで―
は じ め に
第1節 仲介とは何か
第2節 仲介の実践:18世紀から19世紀半ばのヨーロッパ
第3節 仲介の制度的発展:19世紀末から20世紀半ばにかけて
お わ り に
第2章 国際社会による平和のための関与―平和政策失敗の二類型―
は じ め に
第1節 教訓を踏まえた政策の多元化・重層化
第2節 奏功せぬ政策の多元化・重層化
第3節 選択肢過少パターンの再検討
お わ り に
第3章 仲介の理論的蓄積と課題―紛争の世紀における仲介の展望―
は じ め に
第1節 仲介の限界と課題
第2節 紛争管理の役割
第3節 仲介研究の課題
お わ り に
第4章 被介入主体を組み込んだ仲介の成否モデル―紛争当事者内部アクターの一体度への注目―
は じ め に
第1節 外部アクターによる介入の形態
第2節 被介入主体への注目:紛争当事者内部の一体度
第3節 内部アクターの一体度の測定方法
第4節 一体度の増加や低下のメカニズム
第5節 モデルとその説明
お わ り に
第II部 紛争の力学と紛争への国際関与
第5章 ナゴルノ・カラバフ紛争―和平交渉停滞と紛争再燃をもたらした内部アクター間関係―
は じ め に
第1節 カラバフ紛争の関係図
第2節 民族自決と共和国自決の間で:アルメニア
第3節 内部アクターの変化と権威主義体制下の内部アクター:アゼルバイジャン
お わ り に
第6章 タジキスタン内戦―内戦構造とアクターの変化,内外アクター間の関係が与えた影響―
は じ め に
第1節 内戦前後のタジキスタン概観
第2節 外部アクター:内部アクターに及ぼす影響力とプレゼンス
第3節 和平プロセス:推移および考察
お わ り に
第7章 沿ドニエストル紛争―紛争解決を困難にする「仲介者」と「当事者」の二面性―
は じ め に
第1節 「仲介者」としての外部アクターの多様性及び多面性
第2節 当事者としての内部アクターの多様性及び多面性
お わ り に
第8章 ロシア・ウクライナ戦争―ミンスク合意とウクライナの脅威認識―
は じ め に
第1節 マイダン政変前のウクライナ軍と脅威認識
第2節 ドンバス紛争
第3節 ロシア・ウクライナ戦争
お わ り に
第9章 チェチェン紛争―和平交渉プロセスの再検討と受諾・拒否のメカニズム―
は じ め に
第1節 本章で扱う事例と分析範囲
第2節 第一次チェチェン紛争の和平交渉プロセスとその帰結
第3節 第二次チェチェン紛争の和平交渉プロセスとその帰結
第4節 モデルを通した説明と解釈
お わ り に
終 章 事例の比較理解と理論への知見
第1節 各事例の持つ意味の再検討
第2節 紛争当事者の内部アクターに着目した理解
第3節 仮説モデルの検証
第4節 理論研究へのフィードバック
あとがき
国際社会が危機に直面する今、仲介を問い直す
激化する戦争・紛争に対して国際社会による和平仲介はどのような意味を持つのか。
紛争当事者の和平仲介の受諾・拒否(履行・破綻)のメカニズムとは何なのか。
ロシア・ウクライナ戦争、イスラエル・ガザ戦争……。危機に直面する国際社会において「仲介」にはどのような可能性があるのか。本書は、国際社会の仲介の取り組みを理論と事例の双方から考察した共同研究の成果である。理論部では、仲介の歴史や思想、理論的知見を再検証し、事例部では旧ソ連地域の5つの紛争から得られる知見をまとめた。

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