日本のジャズ・ギター界に燦然と名を残す川崎燎。1973年に渡米後、ギル・エヴァンスやエルヴィン・ジョーンズ、トニー・ウィリアムスなど多くの著名なミュージシャンと共演を重ねていくと共に、自らのソロ・アルバムも精力的に発表していった。今世紀に入ってからもエレクトリック・テクノロジーの知識を活用した独自のギター・サウンドを含めた数々の作品を発表していたが、2020年に惜しまれつつも73歳で亡くなった。そんなRYO KAWASAKI率いるLEVEL 8の、日本での最後の演奏を捉えた超貴重ライヴ盤が満を持してリリース!
2002年にエストニアの首都タリンに移住して活動を続けていた川崎は、2016年に現地の若手ミュージシャンたちとレヴェル8バンドを結成すると、翌17年に5年ぶりとなるアルバム『レヴェル8(原題:Level 8)』をリリース。同作のプロモーションを兼ねてヨーロッパ・ツアー、さらに東京のコットン・クラブで公演も行った。その中で、7月2日のコットン・クラブでのライヴを収録したのが本作『ライヴ・イン・ジャパン 2017(原題:Live in Japan 2017)』。「トゥリンケッツ&シングス」や「サムタイム」、「アガナ」など代表作から人気曲を惜しげもなく披露している。
川崎は自身の音楽人生を8つの段階に分けて表現した中で、エストニアの若手ミュージシャンとバンドを結成して活動を行った時期を"レヴェル8"と呼んだ。70歳を超えても新たな音楽に挑戦したRYO KAWASAKIによる、優雅でありながら軽やかに弦を紡ぐ極上のギター・プレイはジャズファン必聴だ!
輸入盤国内仕様(帯/日本語解説付)
川崎燎 (g)
Eno Kollom (ds)
Kaarel Liiv (b)
Raun Juurikas (kbds)
発売・販売元 提供資料(2025/01/17)