ペイル・ファウンテンズから派生したマイケル・ヘッド率いるバンド、シャック。彼らが2003年にリリースした4枚目のアルバム『・・・ヒアズ・トム・ウィズ・ザ・ウェザー』が、バンド自らのレーベル、シャック・ソングスよりリイシュー。 (C)RS
JMD(2025/01/17)
ペイル・ファウンテンズから派生したマイケル・ヘッド率いるバンド、シャック。彼らが2003年にリリースした4枚目のアルバム『・・・ヒアズ・トム・ウィズ・ザ・ウェザー』が、バンド自らのレーベル、シャック・ソングスよりリイシュー。
「マイケル・ヘッドは天才だ」- ノエル・ギャラガー
Shackの物語は、音楽界で最も偉大な伝説のひとつである。それは苦難、死別、混沌とした不運を織り込んでいるが、何よりも美しい音楽がトラブルや悲劇に打ち勝つという物語である。『Here's Tom With The Weather』は、荘厳かつ新鮮なフォルムを誇っている。ここには魔法のような曲が集まっており、それらは最高級のヴィンテージ・サイケデリック・フォーク・ソングだ。寝ぼけ眼で、切なく、神秘的でありながら、誰よりも狡猾で鋭い器用さで作られている。リヴァプール出身のMickとJohnのHead兄弟は、これまで何枚かの素晴らしいアルバムを一緒に作ってきた。しかし、2003年に、ドラマーのIain Templeton(故人)、ベーシストのGuy Rigby、プロデューサーのJay Reynoldsと共に北ウェールズのブリンダーウェン・スタジオで7週間で完成させた『Here's Tom With The Weather』ほど、早く完成したアルバムはない。 「Mick Headは天才だ」- Noel Gallagher
発売・販売元 提供資料(2025/01/15)
ペイル・ファウンテンズでの活躍が忘れられないジョン&マイケル・ヘッド兄弟によるシャック、ひさびさの新作。これが予想を越える(失礼!)素晴らしい出来。アコースティックなサウンドからは瑞々しいメロディーがこぼれ落ち、トランペットの響きがファウンテンズ時代のときめきをノックする。過去に戻った、のではなく、時が彼らを結晶化させたというべき〈存在の美しさ〉。10年後もシャックと共にあらんことを!
bounce (C)村尾 泰郎
タワーレコード(2003年10月号掲載 (P91))