2024年6月にリリースされたデビュー・アルバム『ニーキャプ』が多くのメディアの年間ベスト・アルバムの1枚に選出される等、高い評価を獲得したアイルランド出身のラップ・トリオ、ニーキャプ。2024年のサンダンス映画祭で『ネクスト・オーディエンス・アワード』、ゴールウェイ映画祭で『オーディエンス・アワード』を受賞した彼らの半伝記的映画『ニーキャプ』のサウンドトラックがリリース。バイセップ、フォンテインズD.C.、オービタル、マイケル 'マイキーJ' アサンテMBE等の楽曲も収録。 (C)RS
JMD(2025/01/17)
2024年6月にリリースされたデビュー・アルバム『ニーキャプ』が多くのメディアの年間ベスト・アルバムの1枚に選出される等、高い評価を獲得したアイルランド出身のラップ・トリオ、ニーキャプ。今年のサンダンス映画祭で「ネクスト・オーディエンス・アワード」、ゴールウェイ映画祭で「オーディエンス・アワード」を受賞した彼らの半伝記的映画『ニーキャプ』のサウンドトラックがリリース。バイセップ、フォンテインズD.C.、オービタル、マイケル 'マイキーJ' アサンテMBE等の楽曲も収録。
すでに数々高評価や賞を獲得しているアイルランド出身のラップ・トリオ、Kneecapのアイルラン語による半伝記的映画『Kneecap』は、イギリスとアイルランド全土の500以上の映画館で上映され、2024年最も高く評価された映画のひとつとなっている。今年のサンダンス映画祭で「ネクスト・オーディエンス・アワード」、7月のゴールウェイ映画祭で「オーディエンス・アワード」を受賞したこの作品は、Irish Film & Television Academy(IFTA)により、アイルランド代表としてアカデミー国際長編映画賞部門にも選出された。『Kneecap (Original Soundtrack)』には、Bicep、Fontaines DC、Orbitalやトリオ自身の楽曲に加え、Michael 'Mikey J' Asante MBEが作曲した同映画の付随音楽が、映画の台詞の断片とともに収録されている。
今最もエキサイティングで重要なアーティストの一人、アイルランド出身のラップ・トリオ、KNEECAPはデビュー・アルバム『Fine Art』を2024年6月にHeavenly Recordingsからリリースした。Toddla Tがプロデュースした12曲入りのこのアルバムは、アイルランド語と英語、風刺と社会意識の高い歌詞がシームレスに融合しており、激しく知的で、一貫して浮かれて騒がしく、真に示唆に富んでいる。そこには、アイルランド北部のあまりにも恵まれない地域からの叫びがあり、あまりにも無視されがちな言葉で彼らは語りかけてくる。2023年の夏、KNEECAPがToddla Tとスタジオに入ったとき、彼らは直ちに、これからレコーディングするアルバムのためにすでに準備していたものをすべて破棄。その代わりに、一緒にパブを建てることにした。「スタジオに入ったとき、僕らは持っていた曲を全部破棄して、完全にゼロから始めた。Tのアイデアは、KNEECAPのストーリーを語ることだった。だからこのレコードは、リスナーがKNEECAPの世界に足を踏み入れるというコンセプトで作られた。そこで思いついたのが、全体をパブに設定することだった。冒頭でパブに入って、誰かが飲み物を勧めてくれて、歌声があって・・・。本当に、僕らがあなたの手を引いて、僕らの世界へと導いていくような感じなんだ」とMo Charaは語る。アルバムは既にHot Press(2位)、The Skinny(4位)、The Sunday Times(5位)、The Telegraph(10位)などの年間ベスト・アルバムに選ばれる等、高い評価を得ている。
発売・販売元 提供資料(2025/01/15)
昨年のアルバム『Kneecap』が各所で高い評価を得たアイルランド発ラップ・トリオのニュー・リリースは、なんと自分たちを題材とした半自伝的な映画のサントラ。本編はすでに2024年のサンダンス映画祭やゴールウェイ映画祭などで高い評価を得ているそうで、本人たちの楽曲はもちろん、バイセップやフォンテインズDC、オービタルらの楽曲も収録されています。
bounce (C)大原かおり
タワーレコード(vol.496(2025年3月25日発行号)掲載)