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アクティブラーニング 多文化の共生社会を創る ラテンアメリカの問題から探る

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フォーマット 書籍
発売日 2025年02月15日
国内/輸入 国内
出版社晃洋書房
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784771039049
ページ数 192
判型 A5

構成数 : 1枚

はじめに

第I部 多文化の共生に向けて

第1章 日系ブラジル人は日本社会に包摂されているか
──子どもたちの教育問題から考える──
1 日系ブラジル人とは誰なのか
2 子どもたちはどのような困難を経験しているのか
3 日本社会は子どもたちを包摂できるのか
4 国境を越えて生きる世代

第2章 コンパドラスゴは何のためか
──メキシコ先住民のフィエスタを通じた人間関係──
1 メキシコ農村におけるフィエスタ
2 コンパドラスゴの実態
3 コンパドラスゴの意義とは何か
4 フィエスタを通じた人間関係

第3章 マプーチェ医療は誰のものか
──チリの公的医療で提供される先住民医療──
1 西洋医療以外の「医療」を考える
2 公的医療にマプーチェ医療が組み込まれること
3 それぞれの立場からの考察
4 マプーチェ医療は誰のものか

第II部 多文化主義の推進1 ──国家との衝突──

第4章 メキシコのサパティスタはなぜ武装蜂起したのか
──多民族の共生社会に向けて──
1 国家に向けられた銃口
2 チアパス先住民の抑圧と武装蜂起
3 先住民の権利回復を求めて
4 多民族の共生は可能か

第5章 なぜアマゾニア先住民は運河開発に反対なのか
──多元世界に向けた運動──
1 なぜ先住民は運河開発に反対したか
2 シピボの人々と河の関わりから
3 問題が環境だけではなかったら
4 多元世界を創るには

第6章 先住民世界への軍事介入は正当化されるのか
──ペルー・アマゾン環境政策のひずみを考える──
1 軍事介入に揺れる先住民社会
2 先住民の歩みと違法金採掘問題
3 アマゾン法制とその矛盾
4 軍事介入の前に

第III部 多文化主義の推進2 ──生存戦略──

第7章 コミュニティ参加型ツーリズムは先住民を救うか
──メキシコ先住民クミアイの挑戦──
1 観光と先住民
2 先住民クミアイコミュニティの観光化
3 CBTをめぐる議論
4 先住民コミュニティにおける持続可能な観光とは

第8章 コスタリカの先住民居住区になぜホテルができたのか
──今「先住民ツーリズム」に期待されること──
1 観光(ツーリズム)と先住民居住区
2 ホテル・ディウワク誕生の背景と現状
3 経済的価値以上の「何か」とは
4 持続的な先住民ツーリズムを目指して

第9章 ペルーの日系移民はどのような生存戦略をとってきたのか
──沖縄系コミュニティの苦難と連帯──
1 沖縄に集う世界のウチナーンチュ
2 日系移民が直面した困難とは
3 相互扶助とコミュニティ構築にむけた戦略
4 ペルーの日系移民の生存戦略

第IV部 同化主義からの決別

第10章 なぜブラジルに人種差別が存在するのか
──黒人の排除と差別の構造──
1 ブラジルの人種差別
2 ブラジルにおける人種差別の実態
3 人種差別の歴史と共生社会への道
4 黒人の排除と差別の構造

第11章 ウルグアイ先住民に何が起きたのか
──消された歴史と国民アイデンティティ──
1 ウルグアイと先住民
2 先住民消去の歴史
3 入植者植民地主義,ジェノサイド,移行期正義

  1. 1.[書籍]

共存から「共生」へ
人類史の新たな物語〈ナラティヴ〉は可能か

共生社会は,多文化主義のさらに先へ
多文化主義は民族間の差異を認めそれを尊重する.しかし,その差異を強調しすぎると,民族差別や民族紛争の契機になりうる.多民族の共生社会は,民族間の固有の差異に拘ることなく,民族間の公平な相互作用によって新たなナラティヴを創造する.

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