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疫病と人文学 あらがい,書きとめ,待ちうける

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フォーマット 書籍
発売日 2025年03月01日
国内/輸入 国内
出版社岩波書店
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784000223188
ページ数 358
判型 A5

構成数 : 1枚

序章 暗中模索の人文学――つぎの疫病に向けて……………藤原辰史
1 はざまの人文学
2 終わりきらないコロナ禍
3 歴史に学ぶ
4 第一次世界大戦と疫病
5 政治災害としてのコロナ禍
6 人文学の課題としての疫病

I 疫病の現場から

罰を受ける母親たち――コロナ禍が映し出すジェンダー不平等とケアの危機……………直野章子
はじめに――追い詰められる母と子
1 ケアに向かう女たち
2 ジェンダー格差とケア・ペナルティ
3 ケアに背を向ける社会
4 ケアの広がり――自立神話に抗して
おわりに

水際のインターセクショナリティ――わたしの身体のコロナ、汚れ敗北した、アーカイヴとしての……………新井 卓
はじめに
1 「ステイホーム」の身体、蚕と千人針と虱
2 パンデミック下のわたしの立場性――日本の〈水際〉で家族と引き裂かれる
3 ヘルシンキの汀で、汚染と敗北、そして自由
4 ベルリンとパレスチナの〈水際〉
おわりに

「健康」を賭した選択――予防接種の歴史からの問い……………香西豊子
はじめに
1 江戸時代の疫病と対処法
2 種痘の一世紀
3 予防接種の「副反応」の再発見
おわりに

パンデミック下における仏教諸派の変貌――教義・法要・葬儀の観点から……………リュウシュ マルクス
はじめに
1 仏教と疫病の小史
2 各宗派のパンデミックに対する声明とその教義的背景
3 コロナ禍における法要の目的と法要のスタイルの変容
4 変わりゆく葬儀とコロナ禍が及ぼした影響
おわりに――コロナ禍を刷新のチャンスと捉えて

II 過去から現在を投影する

受肉化された「公衆」――近代日本の衛生における「公」と「私」……………香西豊子
はじめに
1 「往来」の衛生
2 「公衆衛生」への疑義
3 「Hygiene」の日本的展開
おわりに

日本資本主義のなかの流行性感冒……………小堀 聡
はじめに
1 流行性感冒の被害と対策・影響
2 資本は流行性感冒をどうみたか
3 個別企業からみる流行性感冒
おわりに

手洗いと石鹸の一〇〇年――統治されない身体の可能性へ……………岩島 史
はじめに――新型コロナウイルスパンデミックと石鹸・手洗い
1 日本における「手洗い」のはじまり
2 戦後の手洗いと石鹸
おわりに

感染症予防啓発のメディア史――戦前日本の衛生映画に注目して……………藤本大士
はじめに――メディアを駆使して感染症対策を広める
1 戦前日本における衛生映画の興隆
2 衛生映画はどこで誰のために上映されたのか
3 衛生映画は誰が製作したのか
4 衛生映画の限界
おわりに――感染症対策と動画メディアの今昔

近世後期天草の疱瘡体験――流行病が村や個人にもたらしたもの……………東 昇
はじめに
1 せまりくる疱瘡への村の対応――「慶助崩」が遺したもの
2 翻弄されても生き抜く――家・個人それぞれの影響
3 個人に体験された疱瘡――庄屋の妻「上田さほ」の養生記録から
おわりに

III 他者との遭遇と変貌

ウイルスの変容、ヒトの変容――いたちごっこと因果関係の循環………...

  1. 1.[書籍]

私たちを不意打ちしたパンデミックに対して、人文学は無力だったのだろうか。そうではない。私たちは過去の歴史に、あるいは人類の英知に学ぶことができる。同じ過ちと苦しみを繰り返さないために──一三人の執筆者が、コロナ禍によってもたらされた傷を書きとめ、未来へ紡ぐ。暗中模索する人文学の、いまひとたびの挑戦。

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