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『水滸伝』と金聖嘆

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フォーマット 書籍
発売日 2025年01月31日
国内/輸入 国内
出版社読書人
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784924671690
ページ数 224
判型 46

構成数 : 1枚

序文 「解剖学」と「愛」にむけて
第一章 好漢たちの「注定(さだめ)」
第二章 作品は誰のものか? 《水滸》是因文生事︱金聖嘆
第三章 聖嘆批評の「モダニティ」
第四章 亜流論―『金瓶梅』と張竹坡
付章 『水滸伝』「読法」について―「文法十五則」
主要引用(参考)文献一覧
あとがき―「私情」の方法化

  1. 1.[書籍]

明末清初の中国に、途方もない批評家が現れた! 金聖嘆――その無謀で繊細なフォルマリズムに導かれ『水滸伝』を読み解き、導き手に肉薄して、小説批評の起源と変奏を描破する。著者が生死を賭けて文学=批評の根源へ挑む絶後の達成。
《荘子》《離騒》《史記》《杜(甫)詩》、小説《水滸伝》、戯曲《西廂記》を〈六才子書〉と呼び論じた、文芸批評家・金聖嘆。その金聖嘆が、元々120回だった《水滸伝》を70回にまで削った「70回本」は、後世にも大きな影響を与えた。金聖嘆の『水滸伝』読解法をもとに、さらに本作を精緻に読み込んでいく。それに加えて、『水滸伝』から派生した『金瓶梅』を同様に分析。日本の文芸評論の世界に、新たな地平を切り開く一冊。

作品の情報

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著者: 渡部直己

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