| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2025年02月14日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 講談社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784065386439 |
| ページ数 | 344 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
はじめに
第一章 「そんなつもりはなかった」
第二章 言質を与える――言行一致の責任
第三章 意図しない表の意味・ほのめかされる裏の意味
第四章 なぜ言わなくても伝わるのか――グライスの語用論
第五章 なぜ思いもよらないことが伝わってしまうのか――誤解と文脈
第六章 誤解じゃないって本当にわかるんですか?――知識と意味の否認可能性
第七章 「いいね」と「そんなつもりはなかった」
第八章 多様化する意味の否認可能性
第九章 犬笛とイチジクの葉
第十章 揺らぐ表と裏の境界線
第十一章 誤解だけど誤解じゃない――聞き手の意味
第十二章 言葉の意味を捻じ曲げる
第十三章 意味の遊びと意味の交渉
第十四章 「誤解を招いたとしたら申し訳ない」
おわりに
注
文献表
あとがき
そんな言い訳通用しません!
「そんなつもりはなかった」という言い逃れ、「心を痛められた方々がいらっしゃったのであれば、率直にお詫び申し上げます」という謝罪もどき、「広く募ってはいたが募集はしていない」のような言葉の意味を捻じ曲げる試み、「選挙が盗まれた!」「フェイクニュース!」という挙証なき放言、「うちでネットフリックスでも見ない?」などの言外の意味や隠語による駆け引き、「差別するつもりはないんだけど…」「小説家のSFと考えてください」と予防線を張ったうえであからさまな差別発言をする〈イチジクの葉〉……言葉と責任の関係をあやふやにしようとする企みは、事例に事欠くことがない。
こうした発言の何が問題なのか、言葉と責任の関係はどうなっているのか、そしてそれらの発言が図らずも明るみに出す言葉とコミュニケーションをめぐるある真理の裏面とは何であるのか――。
言葉が溢れ、さまよい、傷つける時代に、気鋭の言語哲学者がデザインする、本当に豊かなコミュニケーションのかたち。
*各章末に「これだけは押さえておきたい本章のポイント」付き
[目次]
はじめに
第一章 「そんなつもりはなかった」
第二章 言質を与える――言行一致の責任
第三章 意図しない表の意味・ほのめかされる裏の意味
第四章 なぜ言わなくても伝わるのか――グライスの語用論
第五章 なぜ思いもよらないことが伝わってしまうのか――誤解と文脈
第六章 誤解じゃないって本当にわかるんですか?――知識と意味の否認可能性
第七章 「いいね」と「そんなつもりはなかった」
第八章 多様化する意味の否認可能性
第九章 犬笛とイチジクの葉
第十章 揺らぐ表と裏の境界線
第十一章 誤解だけど誤解じゃない――聞き手の意味
第十二章 言葉の意味を捻じ曲げる
第十三章 意味の遊びと意味の交渉
第十四章 「誤解を招いたとしたら申し訳ない」
おわりに
注
文献表
あとがき

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