| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2025年02月26日 |
| 国内/輸入 | 輸入盤:国内流通仕様 |
| レーベル | VIVID SOUND |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 紙ジャケット |
| 規格品番 | VSCD6243 |
| SKU | 4540399324562 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:38:49

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日本盤のアルバム・タイトルに引用された1曲目は当時のホール&オーツのスタイルを想わせるが、灰汁抜きされたスティーリー・ダンのような洗練された感じもする。そんな仮想空間音楽で走るのかと思っていたら、血の通った現実世界の哀愁が垣間見えるヒューマンな「Workin' Girl」に続いていくなど、いい意味で起伏に富んだ構成となっている。後続のメロディアスな「Makin' Millionaires」で癒されて、切れの良いTOTOサウンドをブレンドしたような「Don't Put Me On Hold」から「Turn Me On」へと続くA面の流れは完璧という以外に言葉がない。
本作の唯一のハードルはラストの2曲だと思っている。ちょっとしたインタールードかと思っていたら、約3分もの環境音楽的(プログレッシヴ)な「Outland」がターニングポイントとなって、最後のストレートで硬派なロック・ナンバー「Goin' Places」のハードな世界へ突入するのだ。重厚ではあるが、だからといって洗煉されたメロディックなスタイルを崩しているわけではない。単なるライトなコンテンポラリー盤とは一線を画する”仕掛け”あるいは”チャレンジ”と捉えれば、それはそれで前向きに評価することができる。
これこそが稀代のオランダ産ロブスター盤の最大の魅力にもなっている。